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イスラエル国民らターゲットに? ダゲスタンで群衆が滑走路乱入(2023年10月30日)
イスラエルの攻撃への批判が高まるなか、イスラエル国民などを探し出そうと、群衆が過激な行動に出る騒動も起きています。
■ガザは電力遮断“食料奪い合い”
戦闘が第2段階に入ったとするイスラエル。軍は改めてガザ地区北部の住民に南部への避難を呼び掛けました。
イスラエル軍 報道官:「南部への避難は安全のためだ。これは緊急の要請だ」
この会見を目にしたガザ市民はどれだけいたのでしょうか。ガザ地区はイスラエルによって電力が遮断されています。食料や水、医療物資などもです。
支援物資は運び込まれているものの、その量はわずか。そのわずかな支援物資を求めて倉庫には市民が殺到しています。国連パレスチナ難民救済事業機関によると、28日、数千人が倉庫に押し入り、奪い合いも発生したといいます。
ガザの人道危機が一層、深刻になるなか、即時停戦を求めるデモは世界各地で起きています。その一方、過激な行動も起きています。
■ダゲスタンで群衆が滑走路乱入
ロシア南部ダゲスタン共和国の空港です。現地メディアなどによると、29日夜、群衆が滑走路に乱入。イスラエル・テルアビブから到着した飛行機の中からイスラエル国民やユダヤ教徒を探し出そうとしたといいます。
ダゲスタン共和国は大半がイスラム教徒。群衆からは反ユダヤ主義的な言葉も聞かれたといいます。ただ世界にはイスラエル政府を批判し、停戦を訴えるユダヤ教徒も多くいます。
そして、それはイスラエルにも。イスラム組織「ハマス」に恋人を人質にされている男性です。
恋人が人質にされている人:「軍事作戦は人質の救出とハマスの殲滅(せんめつ)を掲げているが、この2つの目標は両立せず、一緒には達成できないのではと心配。人質の救出を優先してほしい」
そして10月7日、ハマスの襲撃で家族を失った人たちも。
犠牲者の母:「いつまでこんな流血を続けるの?子どもの代まで?孫の代まで?ネタニヤフ首相を止めなければ、解決はありえません」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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