米国務長官 イランが攻撃なら断固とした対応(2023年10月25日)
アメリカのブリンケン国務長官は中東の混乱に乗じて、イランやその代理勢力がアメリカを攻撃すれば断固として対応すると述べました。
アメリカ ブリンケン国務長官:「アメリカはイランとの衝突も、中東で紛争が拡大することも望んでいない。しかし、イランやその代理勢力がアメリカの要員を攻撃すれば、迅速かつ断固として我々の安全を守る」
ブリンケン国務長官は24日、国連安全保障理事会に出席し、イスラエルとハマスの衝突をきっかけにイランやイランが支援する武装勢力によって中東全域に紛争が拡大することに警鐘を鳴らしました。
アメリカ軍が駐留しているシリアやイラクの基地に対し、無人機などによる攻撃が24日までに13件以上確認されていて、アメリカはイランが支援している武装勢力によるものとみてミサイル迎撃システムの配備など抑止力の強化に動いています。
ブリンケン長官はイランとの衝突は望んでいないとしたうえで、アメリカの要員が攻撃された場合は、迅速かつ断固とした対応を取る考えを強調しました。
また、ブリンケン長官はワシントンで27日に会談する予定の中国の王毅外相との間で、中東における紛争拡大の回避について協議したいと意欲を示しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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