ガスボンベが変身! 話題の“癒やし楽器”「プロパノータ」とは?(2022年2月28日)
使わなくなったガスボンベから得も言われぬ美しい音が聞こえてきました。
皆さん、“プロパノータ”って、ご存知ですか。
“プロパノータ”を製造・販売している菅井肇さん(51)です。
果たして、謎のグッズの正体とは。
そう、“プロパノータ”は、メロディを奏でられる打楽器なんです。
女性は2週間前に1台購入したばかり。
購入者・森永朋子さん(46):「私この楽器が気に入りすぎて、職場にも持って行って、視覚障害の人にも触ってもらった。私がちょっと鳴らしただけで皆すごく興味津々で」
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「意外と音を聞いていたいという人が多い」
そこで、菅井さんが新たに開発したのが・・・。
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「自動で演奏」
“プロパノータ”に取り付ける、自動演奏装置。女性はこれを購入しに来たんです。
購入者・森永朋子さん:「自分でたたくのも楽しいんですけど、この自動(演奏装置)があれば、いつでも聞いていられる、この音」
実はこの“プロパノータ”。意外な材料が名前の由来でした。
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「プロパンと、スペイン語のノータ(音)という意味の単語を合わせた造語です」
ガスボンベから生まれた“プロパノータ”。菅井さんは、アメリカでたまたま目にしたこの楽器に一目ぼれ。
41歳で脱サラして、この工房を始めました。
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「『なんだコレは欲しい』となった。同時に『これ作れるな』と思った」
プロパノータが売れるのは、多い時でも月10台程度。生活はギリギリです・・・。
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「売れてないとはいえ・・・他にアルバイトをしているわけでもないので・・・不思議ですね。我ながら」
彼女たちは「プロパンレディース」。福祉施設などで演奏しています。
菅井さんはコロナ禍の今こそ、“プロパノータ”の音色に耳を傾けてほしいといいます。
スガイ打楽器製作所・菅井肇さん:「やっぱりこの楽器、魅力があると思うんですよね。ストレスがたまったり、気持ちがふさぎこんでいる時に、この音を聞いて頂ければ、気持ちの中で何か変わるものがある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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