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誰もいない小学校で謎の火災 激しい黒煙…タイムラグ生じる「燻蒸火災」とは(2023年10月13日)
夜の小学校で起きた火災。煙が上がっているのは2階の図工室です。外部から侵入した形跡はなかったということですが、なぜ火の手は上がったのでしょうか。
愛知県の岡崎市立岩津小学校。12日夜、不可解な火事が起きました。けが人はいませんでしたが、児童の安全を確保するため13日は臨時休校に…。
在校生の保護者:「(Q.出火の原因は?)分からない。何でだろうと」
校舎2階から立ち上る激しい炎と黒煙。午後9時すぎ、火災報知機が作動し、駆け付けた警察官が消防に通報しました。激しく燃えているのは図工室です。火災が起きた時、学校には誰もいなかったといいます。
近隣の住民:「誰もいない所から火が出たのは怖い」
今のところ外部からの侵入があった形跡は確認されていません。出火の原因が分からないなか、火災鑑定を行う専門家は「図工室」との関わりから、ある可能性を指摘します。
法科学鑑定研究所 山崎昭所長:「時間が経って、ジワジワ出てくることを“燻蒸(くんじょう)火災”という。5、6時間経って発火することもある」
タイムラグが起こり得る「燻蒸火災」とは…。
法科学鑑定研究所 山崎昭所長:「図工室という特性から授業中に何かしらの火種が出て、それがどこかの隅に落ちる。それが燻蒸して時間がかかって発火することも考えられる。時間が経ってジワジワ出てくることを“燻蒸火災”という。5、6時間経って発火することもある。小学校の図工室で火花が出るような機器を使っていたのか。すぐに発火しない場合がある」
警察と消防が火災の詳しい原因を調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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