八丈島逃亡の男「店員や客いても たたいちゃって」 さらに上役が存在か 別計画も(2023年10月13日)
■八丈島逃亡の男 潜伏中の生活は
5月、東京・上野の貴金属店を襲う指示を出した疑いで逮捕された木村俊哉容疑者(23)。事件後、7月に八丈島にやって来て飲食店の従業員として働いていました。
貴金属店の強盗の準備を指示していたとされる木村容疑者。実行役とのやり取りでは…。
木村容疑者(豊泉被告の供述から):「タタキ(強盗)なら簡単に稼げる」
木村容疑者がこう声を掛けたのが高校の同級生・豊泉寿太被告(23)。その後、他の実行役や運転役も集まります。
■「店員や客いてもたたいちゃって」
木村容疑者からの指示は秘匿性の高い通信アプリで伝えられていました。
木村容疑者(豊泉被告の供述から):「(店の写真を添えて)ここをやれ。店員や客がいてもたたいちゃって」
■八丈島逃亡 さらに上役が存在か
その後の捜査関係者への取材で、すでに起訴された豊泉被告が木村容疑者からある指示を受けていたことが分かりました。
木村容疑者(豊泉被告の供述から):「仕事をするなら免許証のデータを送って」
そして、豊泉被告から個人情報を受け取った木村容疑者は、さらに上役の仲間に送ったとみられています。
■「今さらやめられない」別計画も
住所や顔写真などの個人情報を知られてしまった豊泉被告は、事件直前に木村容疑者にこんな言葉を…。
豊泉被告(※捜査関係者によると):「もう、やめたい」
木村容疑者(※捜査関係者によると):「今さらやめられないよ」
捜査関係者によりますと、4月中旬から5月上旬にかけても関東地方の別の場所で強盗しようとしていた計画があったといいます。
警視庁は木村容疑者が“実行役の弱み”を握り、グループから抜け出さないようにしたとみて調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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