中国の日系企業 6割近くが「景気は悪化している」(2023年10月12日)

中国の日系企業 6割近くが「景気は悪化している」(2023年10月12日)

中国の日系企業 6割近くが「景気は悪化している」(2023年10月12日)

 中国日本商会は中国にある日系企業を対象にしたアンケートの結果を発表しました。景気について6割近くの企業が「悪化している」と回答しています。

 中国日本商会は12日、中国にある日系企業を対象に9月に実施した「景気・事業環境認識アンケート」の結果を発表しました。

 アンケートは1410社から回答を得ました。

 中国の景気について「改善した」は1割ほどにとどまり、6割近くの企業が「悪化している」と回答しました。

 不動産市場の悪化や失業率の高さなど先行きに対する不安感が影響したとみられます。

 2023年の投資額については「投資をしない。投資額を前年より減らす」と回答した企業が47%に上りました。

 一方で「前年と同額」は37%となっています。

 中国での事業環境の満足度については「満足している」と「改善してほしい」がほぼ半々となっています。

 福島第一原発の処理水放出を巡って水産品だけでなく、化粧品や日用品などにも影響が出ているという回答があったということです。

 中国日本商会は日本政府を通じ、中国政府に科学的根拠に基づいた冷静な議論を求めたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事