「プール熱」が過去10年間で最多を更新 1医療機関あたりの患者数「1.81人」福岡など4府県で「警報レベル」|TBS NEWS DIG
子どもがかかりやすく、高熱や結膜炎などの症状が出る、いわゆる「プール熱」の患者が、過去10年間で最も多くなったことが分かりました。
「咽頭結膜熱」=いわゆる「プール熱」は、子どもを中心に高熱やのどの痛み、結膜炎などの症状を起こすアデノウイルスによる感染症で、プールでの接触や、タオルの共用で感染することもあります。
国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、今月1日までの1週間に報告された患者は5698人でした。1医療機関あたりの患者数は1.81人で、過去10年間で最も多くなりました。
都道府県別でみると、1医療機関あたりの患者が最も多いのは福岡県で5.73人、次いで、沖縄県が4.48人と、4府県で警報レベルとされる「3.0人」を超えています。
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