“銭湯の日”外国人が急増 「日本でやるべき事」人気の理由(2023年10月10日)
東京・墨田区の10日午前11時。のれんが掛かった建物に続々と入っていく人たち。皆さんのお目当ては、実はここ「銭湯」です。10月10日は1010(せんとう)ということで銭湯の日。東京の銭湯では1995年から銭湯の日にラベンダー湯を提供するのが定番になっています。
そんな銭湯にある変化が…。台湾から来た観光客。銭湯にやってきたその訳は…。
台湾からの観光客:「友達がここをおすすめしてくれました。ネットで検索したらとても興味深く、ユニークだと思いました。歴史がありながら現代さもあります。ぜひ試したい」
1932年創業の「黄金湯」は2020年にフルリニューアル。洗練されたデザインのなかで日本の文化が楽しめることがアメリカの有名な旅行雑誌の「日本でやるべき27選」に選ばれました。それもあってか海外からの客が増えたそうです。
黄金湯 店主 新保卓也さん:「(客の)だいたい1から2割が外国の人。コロナの時は全くいなかったが、コロナ前と比べても多くなっている」
外国人観光客の利用が増えたことで…。
黄金湯スタッフ:「外国の人が一目見て分かるような案内も用意しました」
そして、銭湯には珍しい併設のカフェも好評です。風呂上がりにビールと軽いつまみが楽しめます。さらに、しっかりとした食事も。ラム肉をたっぷり使ったキーマカレーです。付け合わせはパクチー。ラム肉のうまみが引き立つそうです。
黄金湯スタッフ:「日本に来たということで銭湯に来ていると思うので、銭湯の文化を心ゆくまで楽しめる場を提供していきたい。食事のバリエーションも増えているので楽しんでいただけるかなと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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