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復興イベント「福島ッスル」 浪江町に筋肉自慢が集結…プライドをかけた熱き戦いに(2023年10月9日)
8日、福島県浪江町で「福島ッスル」というイベントが開催された。ユニークな競技で筋肉を競い合い、全国から筋肉自慢が一堂に会した。
■全国の筋肉自慢が浪江町に集結!
8日、浪江町で行われたのは、今回で4回目を迎える筋肉の祭典「福島ッスル」。東日本大震災から12年経ったが、いまだ爪痕が残る街を盛り上げるため、浪江町の商工会などが行ったイベントだ。
鉄棒ぶら下がりと懸垂の耐久勝負「ライジングサン」や、腕立て耐久レース「プッシュアップサバイバル」などの5種目の総合得点で順位を決める。
参加者:「(Q.出身はどちらですか?)浪江町です」「(Q.イベントに参加した理由は?)浪江町を盛り上げたいなっていう」
イベントには浪江町をはじめ、全国各地から筋肉自慢の男女70人が駆け付けた。
■佐々木アナ 筋肉の猛者たちに挑戦
そして、浪江町を盛り上げるため、日々ジムでトレーニングにまい進する佐々木亮太アナウンサーが筋肉の猛者たちに挑む。
第1種目「ライジングサン」がスタート。鉄棒にぶら下がり、リズムに合わせて懸垂を行う耐久レースだ。
佐々木アナも大健闘。1位の記録は19回、佐々木アナは5回と思うような結果にはならなかったが、出場者の熱い思いを感じたという。
■大会に強い思いを抱く参加者も
8日、福島県浪江町で行われた筋肉の祭典「福島ッスル」。
浪江町の出身:「筋肉のはじける姿を楽しみに来ました」
浪江町を盛り上げようと全国から集まった筋肉自慢の人々のなかに、この大会に強い思いを抱く参加者がいた。
浪江町出身の参加者 松原幹さん(28):「何かちょっと後ろめたい気持ちもあったんですよ。状況が状況なので仕方ないのかもしれないんですけど」
松原さんは東日本大震災が起きた時は、中学3年生だったという。福島第一原発の事故を受け、ほとんど何の準備もできないまま避難し、東京に生活の拠点を移したが、機会がある度に浪江町に戻ってきているという。
松原さん:「(Q.都心で働く人にとって浪江町とは)被災地とか可哀想とかいうイメージが強いですね。こんな超回復の街なんだぞというのを広めていきたいなと思います」
■「福島ッスル」「道の駅」で浪江をアピール
東日本大震災から12年経った今も、浪江町は復興の道半ばだ。
震災による福島第一原発事故の影響で、当時およそ2万人の住民が県内や県外での避難生活を余儀なくされた。2017年に一部地域で避難指示が解除され、徐々に人が戻って来てはいるが、いまだ帰宅困難区域も残り、居住者はようやく2000人を超えた程度だ。
浪江町の住民:「浪江町には診療所が1つあって他に歯科、歯医者さんが2つしかないんですよ。病院があると皆さんは戻って来やすいのかなというのはあります」
3年前、浪江町の復興のシンボルとして建設されたのが「道の駅なみえ」だ。地元農家が作った野菜や果物など浪江町の特産品が並び、これを目当てに足を運ぶ人が増えたという。
さらに筋肉の祭典「福島ッスル」を道の駅で3年前から行い、浪江町をアピールしているのだ。
■佐々木アナも挑戦! 結果は?
参加者のプライドをかけた熱き戦いのなかで、最も盛り上がりを見せた競技が「マッスルゼロカーボン」。重さおよそ2トンの電気自動車を30メートル押す競技だ。この1番の見せ場に、筋肉自慢の参加者が果敢に挑む。
参加者:「つらい」
女性も奮闘するが、ゴールを前に車が進まない。
記録係:「はい。OKです」
参加者:「泣きそうになりました」
そして、佐々木アナも挑戦するが、車を前に不安になる。だが、時間は待ってはくれない。
佐々木アナ:「意外と動くぞ」
軽快に車を押すが、隣の2人に出遅れる佐々木アナ。
佐々木アナ:「ちょっと俺のだけ重いんじゃないか。2人早い。あーももがきつい」
佐々木アナの結果は29秒1。ちなみに、最高記録は11秒早い18秒台だった。
佐々木アナ:「私は動かしたこと自体を褒めてあげたい。自分で」
浪江町を盛り上げたいと、東京から駆け付けた松原さんは次のように話した。
松原さん:「全身が筋肉痛です」
参加者:「全部っすよね。背中と腕と足と」
松原さん:「負けてしまったんですけど、爽快感というか本当に楽しかったです。地元にいろんな所から来てくれていることがうれしくて、皆さんに感謝しかないですし、来年も絶対に出ます!」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年10月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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