「月の手取り9万…いじめを受けていた」カンボジア人“失踪技能実習生” 大手運送会社への不法就労あっせん事件 厳しい労働環境を利用か｜TBS NEWS DIG
失踪した技能実習生を企業に違法に派遣したとして人材派遣会社が摘発された事件で、技能実習生が失踪した理由について、「月の手取りが9万で厳しかった」などと話していることがわかりました。
人材派遣会社「エムズ」の社長・高橋裕一容疑者（58）ら3人は、実習先から失踪していた技能実習生のカンボジア人を大手運送会社に違法に派遣した疑いで逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、技能実習生が失踪した理由について、「月の手取りが9万円で厳しかった」、「社長や現場監督からいじめをうけていた」などと話していたことが新たにわかりました。
関係者によりますと“失踪技能実習生”は、去年1年間でおよそ9000人に上っていて、警視庁は「エムズ」がこうした技能実習生を、不法就労ビジネスに利用していたとみて調べています。
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