「サギのタワマン」住宅街を占拠 騒音で寝られない…住民困惑(2023年9月27日)

「サギのタワマン」住宅街を占拠 騒音で寝られない…住民困惑(2023年9月27日)

「サギのタワマン」住宅街を占拠 騒音で寝られない…住民困惑(2023年9月27日)

 木に白い花が咲いている…わけではないんです。木に止まっているのは水鳥の「サギ」です。午後4時をすぎると…見えているだけでも40羽を超えるサギが。近くに住む人はこの場所について、こう呼んでいます。

 近隣住民:「『サギのタワーマンション』って勝手に言っている。すごい。親子で巣を作っている」

 現場はJR東鷲宮駅から徒歩10分ほど。サギが住宅街のど真ん中を住処にし始めたのです。

 近隣住民:「(Q.散歩道がこうしてフンで)フン害です」

 埼玉県久喜市によると、サギが集まり始めたのは半年以上前のこと。その数はどんどん増えていったそうです。

 近隣住民:「ものすごい臭い。こちらの人は『窓が開けられない』と」

 問題はさらに…。

 近隣住民:「夜とか昼からずっと鳴いてます。キャッキャというような感じ」

 群れで安全に眠るため、夕方になると帰ってくるサギ。早朝や夜間に騒ぎ出し、住民を悩ませています。サギの生態に詳しい専門家は…。

 埼玉県立自然の博物館 学芸員 本多里奈さん:「そこに(巣を)作っちゃったか、という印象。基本的には、ため池近くの林や竹林に巣を作ったり、ねぐらをとる。埼玉県だと水辺の近くを人が散歩したり利用することが多い。元々、そういう所にいたものが追い払われていってサギ類も移動して住宅地に来ちゃったんじゃないか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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