「ここが値上がりの最後」大阪・関西万博の会場建設費が450億円増額 背景に資材価格や人件費の高騰など|TBS NEWS DIG

「ここが値上がりの最後」大阪・関西万博の会場建設費が450億円増額 背景に資材価格や人件費の高騰など|TBS NEWS DIG

「ここが値上がりの最後」大阪・関西万博の会場建設費が450億円増額 背景に資材価格や人件費の高騰など|TBS NEWS DIG

大阪・関西万博の会場建設費が450億円増えて2300億円程度を目安に検討されていることが分かりました。当初の想定は1250億円で、今回2度目の増額となります。

大阪・関西万博の会場建設費をめぐっては、資材価格や人件費の高騰などから費用のさらなる増加が避けられないとして、博覧会協会と国との間で450億円の増額となる2300億円程度を目安に調整が進められています。

実は、会場建設費の増加は今回で2度目です。当初の建設費は2005年の愛知万博の建設費を基に算出されたという1250億円でした。しかし、2020年になって人件費などの高騰に加え、会場デザインの設計変更などで当初想定のおよそ1.5倍の1850億円に引き上げられたのです。

その際に、吉村知事は…。

吉村洋文知事(2020年12月)
「何度も増加すると府民、市民もどうなのということになるので、増加の話は、これで最後と」

3年前、「増加は最後」と話していた吉村知事。きょうは…。

吉村洋文知事
「これ税ですから、どんどん増やすつもりはないんですけど、厳しくはみますけど、そのうえで資材の高騰、人件費の高騰を加味した判断をしていきたい。(Q.再度、再再度の増額はある?)建設の設計が決まればトンカチが始まる、ここが(増額の)最後になると思います」

建設費は国と自治体と経済界で3分の1ずつ負担するとしています。

建設費の2度目の増加に大阪の人たちは…

大阪府民
「高いと思います。もっと安くできると思います」
「お金使いすぎかな…。増額するなら、もっと市民サービスにお金をまわしてほしい」

万博開幕まで、およそ1年半。社会状況の変化が理由とは言え、その負担は増えるばかりです。

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