【ロシア黒海艦隊攻撃】幹部含む死傷者“クリミア半島”防空に脆弱性◆日曜スクープ◆(2023年9月24日)
ウクライナ軍が東部戦線でバフムト南部の重要集落クリシチフカ、アンドリイフカを奪還するなど快進撃の展開を見せている。ゼレンスキー大統領は「我々はバフムト占領を解除する。あと2都市の占領を解除する」と述べた。ウクライナ軍は、精鋭部隊「第72独立自動車部隊」と「第31空挺旅団」、「第83空挺旅団」を壊滅させ、ロシア軍の戦闘能力を低下させた。米シンクタンク・戦争研究所は19日、「バフムト南部におけるウクライナ軍の砲兵部隊の正確さと精度が高まっており、ロシア軍の前進に対して安全に砲撃が可能となった」と分析した。
ウクライナ軍は22日、ロシアが一方的に併合した南部クリミア半島のセバストポリ近郊にある「ロシア黒海艦隊司令部」を攻撃、少なくとも9人が死亡、16人が負傷した。ザポリージャ駐留、ロシア軍司令官ロマンチュク大将、また、ザポリージャ駐留、ロシア軍参謀長ツェコフ准将など重要な司令官が含まれていた。ロシア黒海艦隊のソコロフ司令官が死亡したとも伝えられた。ロシア軍の地対空ミサイル「S400」が破壊されるなど、ウクライナ軍の攻撃により、クリミア半島におけるロシア軍の防衛システムの脆弱性が浮き彫りとなった。ウクライナ軍は20日夜から21日未明にかけて、ロシア軍の戦闘機12機が配備されていた「サキ飛行場」を攻撃し、ロシア側に深刻な打撃を与えたと発表していた。
★ゲスト:渡部悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、佐々木正明(大和大学教授)
★アンカー:末延吉正(ジャーナリスト/東海大学教授)
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