APEC閉幕へ ウクライナ侵攻巡り対立あらわ 首脳宣言どうなる(2022年11月19日)

APEC閉幕へ ウクライナ侵攻巡り対立あらわ 首脳宣言どうなる(2022年11月19日)

APEC閉幕へ ウクライナ侵攻巡り対立あらわ 首脳宣言どうなる(2022年11月19日)

 タイで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は19日に閉幕しますが、ロシアのウクライナ侵攻を巡る対立を調整し、首脳宣言を採択できるかが焦点です。

 (久須美慎記者報告)
 ASEAN、G20に続くAPEC首脳会議は2日目の議論が始まりましたが、ここでもウクライナ侵攻を巡る意見は対立しました。

 18日の議論では、ロシアによるウクライナ侵攻が食料やエネルギー価格の高騰を招いているとして複数の国が懸念を示し、ロシアを非難しました。

 一方、ロシアは価格高騰は経済制裁によるものだとの立場を取っています。

 今後、閉幕に向けて、G20に続く首脳宣言の採択を目指し、表現の最終調整がまさに今進められています。

 東南アジア各国ではおよそ10日にわたり首脳会議が開かれたことになりますが、議長国は、会議が空中分解しないよう取りまとめ文書の表現調整などを巡りかなり粘った印象があります。

 ただ、ウクライナ情勢が改善に向かうような象徴的なシーン、出来事はほとんどありませんでした。

 各国の立場の違いと課題が改めて浮き彫りになったといえます。
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