ウクライナ侵攻で“キエフのバレエ学校と50年近く交流”続く京都市のバレエ教室は…(2022年2月25日)

ウクライナ侵攻で“キエフのバレエ学校と50年近く交流”続く京都市のバレエ教室は…(2022年2月25日)

ウクライナ侵攻で“キエフのバレエ学校と50年近く交流”続く京都市のバレエ教室は…(2022年2月25日)

ロシア軍によるウクライナ侵攻。首都キエフ市内でロシアの戦車が確認されました。

 2月25日、キエフ市内のオブロンという町にロシア軍の戦車が到達したということです。ウクライナ軍と交戦状態にあるという情報も入っています。

 ロシア軍の侵攻に、関西に住むウクライナにゆかりのある人たちにも動揺が広がっています。

 大阪市内で海外向けに日本の商品を輸出している会社「ゼンマーケット」は、ウクライナ人とロシア人が共同で経営しています。ウクライナ出身のナウモヴ・アンドリイ代表は、家族の安否は確認できましたがロシアの軍事侵攻に対して怒りをあらわにします。

 (ゼンマーケット ナウモヴ・アンドリイ代表)
 「大変心苦しいです。ロシアの行動には大変腹が立っています。いま国際社会で厳しい対応をとるべきだと思います」

 京都市内にあるバレエ教室「寺田バレエ・アートスクール」でも不安の声が聞かれました。校長の高尾美智子さん(82)。高尾さんのバレエ教室ではウクライナの首都・キエフにあるバレエ学校と姉妹校提携を結んでいて、50年近くにわたって交互に訪問を重ねるなど交流を続けてきました。

 キエフで暮らしていた高尾さんの次男はポルトガルに避難し無事でしたが、これまで関わってきた知人らはどうしているのか、刻一刻と揺れ動くウクライナの状況に不安を募らせています。

 (寺田バレエ・アートスクール 高尾美智子校長)
 「ウクライナの人たちはとても心が温かくて、戦争なんて絶対に嫌な人たちです。(交流を続けていた)この46年間いつも感謝することばかりだったので、そんなところにこういうことが起きるのは信じられないし、あってはならないことだと思う」

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