新型iPhone 価格上昇 中古スマホ市場が活況(2023年9月23日)
22日、発売されたiPhone（アイフォーン）15。円安の影響などで去年、発売されたモデルよりも価格が上昇しました。これを受けて活性化する中古のスマホ市場を取材しました。
■新型iPhone 価格上昇
発売開始から一夜明けた23日も、客足は衰えていないようです。
iPhone15を購入した人：「早く開けて楽しみたいですね」「17万円くらいするが、その値段出してでも買いたいなと」
人々をひきつける新型スマートフォン「iPhone15シリーズ」。価格は去年より5000円値上がりし、12万4800円からで、最も高いものはおよそ25万円です。円安の影響などでこれまでで最も高くなっています。
■中古スマホ市場が活況
iPhone15を購入した人：「（Q.今まで使用していた機種はどうする予定？）データ削除して中古で売ります」
発売を心待ちにしていたのはユーザーだけではないようです。中古スマホの買い取り・販売を行う会社です。
GEOモバイル アキバ店 氷見木綿子店長：「9月に入ってから買い替え需要の形で買い取りも増えているのと、iPhone15の発売に合わせて少し価格が安くなったのではないかと、過去モデルを見に来る客が結構いる」
こちらの会社では「旧機種を売りたい」という人を取り込むため、期間限定でiPhoneの買い取り価格を20％アップするキャンペーンを実施。すると早速、買い取り査定に来た人が…。
スマホを売りに来た客：「iPhone15を購入して、そして売るために」「（Q.以前、使っていたのは？）iPhone11Proです。結構友達なんか皆、中古スマホ店に持って行って、それで買い取りしてもらっているのが多い」
購入を検討する人もいます。
購入を検討している客：「（Q.中古のスマートフォン買うの初めて？）そうですね。夫が1年前くらいに（中古スマホを）買っていたので、そういうのもありなんだなと思って」
今、注目されている中古スマホ市場。民間の調査によると、去年度の中古スマホの販売台数は234万台。4年連続で過去最高を更新。今後も規模は右肩上がりに伸びる見込みです。
iPhone15の発表から売り上げが好調な会社も。
バックマーケット日本代表 山口亮さん：「何十社かいるが、そうした販売者が我々のプラットフォームにのって、そのうえで一般消費者に販売している形式。先週の（iPhone15シリーズの）発表直後から売り上げはかなり伸びた。（発表の）1週前と比べて3割、4割ぐらい伸びる形」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
