“放置樹木”100個以上も歩道を占拠 持ち主現れなければ強制撤去へ(2023年9月22日)
歩道にずらりと並べられたプランター。それぞれに樹木が植えられ、その数は100を超えます。この樹木は自治体が設置したものではなく、何者かが放置したもので、大阪市が撤去を求めています。
■100個以上も…ズラリ“放置樹木”
一見、街路樹。しかし、自治体が設置した街路樹ではありません。つまり、誰かが勝手に置いたもの。大阪市は歩道を不法占拠しているとして、プランターの持ち主に対して今月26日までに撤去するよう求めています。しかし、その数が尋常ではありません。なんと103個ものプランターが並べられていました。
一体、誰が何の目的で置いたものなのでしょうか。植木の専門家に状況を見てもらいました。
植木屋のHOME MADE TSK 佐藤祐代表:「恐らくシラカシなど。ホームセンターで売っている種類なので、大きいもので1500円前後で買えるんじゃないかな。多分、誰かに管理されていると思います。1年2年放っておくとうっそうとするくらい伸びてしまう種類の植木」
■「水をやっている」目撃情報も
近くで働く人に話を聞くと…。
近所で働く人:「(Q.育てている様子を見た?)水やってたりするんで」
近所の建物の関係者が水やりをしているのを見たことがあると言います。果たして、何らかの事情を知っているのでしょうか。
勝手に置かれたプランター。近くで働く人は、こう話します。
近所で働く人:「ホテルの人が育てているのかなと思っていました。ホースをホテルからつないで、水ビャーッて毎日やっているのは見ます」
目の前にあるホテルに事情を聴いてみることにしました。ホテルのアルバイトの人に話を聞きましたが、設置時期や所有については何も分からないということでした。
■持ち主現れなければ強制撤去へ
大阪市はホテルの所有物ではないことを確認。持ち主が現れなければ強制的に撤去する方針です。
若狭勝弁護士:「(Q.目的が街をきれいにしたいなど善意でやったとしても?)あくまで法律上は違反になると思う。1年以下の懲役、または50万円以下の罰金。もし本当に美観のためにやりたいのであれば役所に届け出て許可を得ることが必要」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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