青葉被告に“直接聞いたこと” 京アニ裁判で遺族が質問(2023年9月20日)
今月5日に始まった京都アニメーション放火殺人事件の裁判。20日、青葉真司被告に直接質問したのは「被害者参加制度」を利用して裁判に参加している「遺族」です。
事件で犠牲になった京アニの看板アニメーターの1人、寺脇晶子さんの夫(55)からの質問。
寺脇(池田)晶子さんの夫:「あなたはこれまでコンビニや派遣で仕事をしていた時、親族や友人に人生相談できる人はいましたか?」
青葉真司被告:「えーっと…基本的にはおりません。すべて自分で片付けるという方針でやってきました」
寺脇さんは小学6年生になる息子の想いも背負って質問に立ちました。
寺脇(池田)晶子さんの夫:「池田晶子、本名・寺脇晶子は今回、事件のターゲットでしたか?池田晶子は知っていますか?」
青葉真司被告:「作画監督さんとして務めているという認識はあったが、ターゲットは京アニ全体という認識だったため、誰か個人という考えは申し訳ないが、ない」
寺脇(池田)晶子さんの夫:「事件前、放火殺人をする対象者に家族、特に子どもがいることを知っていましたか?」
青葉真司被告:「申し訳ございません。そこまで考えがなかったというのが自分の考えでございます」
他の遺族でしょうか、法廷には涙を拭う人の姿もありました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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