ウクライナ・ゼレンスキー大統領 侵攻後初国連で“対面”演説へ ウクライナ政府関係者「大統領本人の強い希望」【news23】|TBS NEWS DIG
国連総会に出席するため、アメリカを訪問しているウクライナのゼレンスキー大統領。軍事侵攻が始まって以降初の“対面”での一般討論演説を行います。ウクライナ政府関係者によりますと、今回のゼレンスキー大統領の出席は「大統領本人の強い希望だった」ということです。(19日午後11時30分ごろの放送より)
ニューヨークの病院で治療するウクライナ兵と握手を交わすのはゼレンスキー大統領。国連総会に出席するため、アメリカを訪問しています。軍事侵攻が始まって以降初めてとなる、“対面”での一般討論演説に臨む予定です。
20日には安全保障理事会の首脳級公開討論にも出席しますが、ロシア側の演説をその場で聞くのかについては…
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「それは分からない。我々にとって重要なのは、我々の『全ての言葉』『全てのメッセージ』を我々のパートナーに聞いてもらうことだ」
日本の岸田総理も国連総会に出席するため、ニューヨークに向けて出発。一般討論演説で、「核兵器のない世界」というメッセージを発信するほか、法の支配、「分断や対立ではなく協調」の重要性を訴え、中国・ロシアを牽制する見通しです。
そうした中、中国とロシアは18日、ウクライナ情勢などをめぐり会談。連携を深めています。
国連ではロシア非難を控える国も少なくない中、まもなく行われる予定の一般討論演説で、ゼレンスキー大統領が各国に直接何を訴えるのか、注目が集まっています。
まもなくゼレンスキー大統領が“対面”で一般討論演説に臨みます。その狙いについて、ニューヨークから増尾記者の報告です。
国連総会の一般討論演説はいまから1時間半ほど前に始まり、ゼレンスキー大統領も国連本部を訪れました。
今年もロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢が主要議題のひとつで、ゼレンスキー大統領も侵攻以降初めて“対面”で演説をする予定です。
ウクライナ政府関係者によりますと、今回のゼレンスキー大統領の出席は「大統領本人の強い希望だった」ということです。
軍事侵攻が始まって以降、この1年7か月の間にゼレンスキー氏は欧米諸国や日本を中心とした、「ウクライナ側に立つ国」との会談を積極的にこなし、支援を取り付けてきました。
一方、国連総会にはロシア寄りの国や、立場を表明せずどちらの側にもつかない国が数多く参加していて、関係者は「こうした国の首脳らに直接訴えかけることができるのは国連の場だけだ」とその意義を強調し、こうした国を強く意識した訪問だということです。
軍事侵攻の長期化に伴うエネルギー価格の高騰や食料不足など地球規模の課題も山積する中、国際社会がどう向き合っていくか各国首脳らの発言に注目が集まります。
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