今年一の暑さ“7月並み” 動物グッタリ・イチゴに異変「育ちすぎて売れない」(2023年4月21日)

今年一の暑さ“7月並み” 動物グッタリ・イチゴに異変「育ちすぎて売れない」(2023年4月21日)

今年一の暑さ“7月並み” 動物グッタリ・イチゴに異変「育ちすぎて売れない」(2023年4月21日)

■“絶景避暑地”人気 動物グッタリ

 屋外でも“避暑地”と化していた場所がありました。神奈川県横須賀市にある公園「ソレイユの丘」です。

 横浜市から来た人:「きれい。思っていたよりすごいお花いっぱい咲いてて」

 先週、リニューアルオープンした公園。フラワーガーデンは、ネモフィラや紫が鮮やかなルピナスなど色とりどりの花が多くの人たちを魅了していました。そんな皆さんが口々にしていたのが…。

 東京・三鷹市から来た人:「こっちの方が涼しいかなと思って。朝、天気を見た時、三鷹より2~3℃低かったので、こっちの方が涼しいんだなと」

 横浜市から来た人:「家のそばよりも、こっちの方が涼しく感じる」

 “涼しい”その訳は…。実はここ、相模湾が目の前に位置し、そこから吹く海風が涼を生んでいたのです。とはいえ、まだ春なのにこの強い日差しのためか、ネモフィラなどの成長は早いようです。

 長井海の手公園ソレイユの丘・軽部雄太副所長:「かなり満開の状況を迎えてしまっているので(花が)もつか、もたないかは何とも言えない部分はある。常に何かしらが咲いているというリレー形式で、いつ来てもお花が楽しめるようにはしている」

 一方で、動物たちは季節外れの暑さにかなりこたえていました。喉も体も完全に水を欲しているようなカピバラです。陸上でもぐったりしている動物たちが。さらに…。

 横浜市から来た人:「可愛いけど暑そう。これからの季節が思いやられる。早く刈ってあげれば良いのに」

 この毛量に園の人も考えていました。

 ソレイユの丘・動物飼育担当:「(Q.毛刈りは例年はいつ?)ゴールデンウィークの前後」「(Q.今年は?)今年は、ちょっと早く暑くなってきているので、時期も考えたいかなと」

■“花の絶景”前倒しも「暑すぎる」

 強い日差しの元、にぎわう場所がありました。赤、白、ピンク、見頃を迎えているのが「つつじの花」です。8500株の様々な品種が東京ドーム1.5個分の丘を鮮やかに彩ります。

 茨城県笠間市の公園では現在、つつじ祭りが行われ、にぎわいを見せています。丘を登りながら花見を楽しんでいるのは台湾からのツアー客。シャッターを切る手が止まりません。

 台湾から来た人:「ビューティフォー。私が見てきた中で一番、美しい」

 ただ、市内は30℃に迫る勢い。7月中旬並みの暑さです。逃げ場のない青空の下、皆さん暑さ対策にあの手この手です。

 茨城県民:「滝汗かいてます」「(Q.ビーチサンダルですね)暑くてこれで来てしまった」「山登りスタイル。暑さ対策を兼ねている」

 女性の日よけグッズ。よく見ると園内のパンフレットです。

 女性:「車の中に日傘を忘れてきた。日差しよりなにより、花がきれい」

 季節外れの暑さで、つつじの見頃は例年より2週間ほど早まりました。心配なのは来週末から始まる大型連休です。

 かさまコンシェルジュ・飯田舞さん:「例年はまだ四分咲きくらいですが、ここまで気温が上がったのは初めて。正直、戸惑っています。遅咲きのものもあるので、たくさんの人に楽しんでもらいたい」

■今年一番の暑さ イチゴに異変が

 暑さの影響は近くのイチゴ農園にも…。旬を迎えているのが甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーな味わいが自慢の「いばらキッス」です。ただ、ハウスには緊急事態が起きていました。

 中村いちご農園・中村剛さん「この時期だから、温度計で32℃くらい」

 真夏日並みのハウス内の温度。イチゴにとって危険な暑さだと言います。

 中村いちご農園・中村剛さん「(気温)高すぎる、暑すぎる。この暑さだと、さらに赤くなりすぎて、ここ(直売所)でも売れない状態に」

 何しろ、石岡市周辺の今月の気温はほとんどの日で平年値を上回りました。そのためイチゴが成長しすぎて、廃棄せざるを得ない状況に陥っているのです。

 中村いちご農園・中村剛さん「普通の値段では売れない。ジャム用か廃棄。食べてもおいしくない。甘いけど柔らかすぎる」

 本来、30℃以下が適温のハウス内の温度。農家は朝から晩まで入り口を開けて温度を下げようと努力していますが…。

 中村いちご農園・中村剛さん「日中になるとさらに上がる。40℃近くなる。(扉を)開けるのは3カ所しか開けられない。だんだんイチゴ屋さんはエアコンが必要になってくるかも」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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