3連休“異例の暑さ”も…神社に大行列の理由は? 渋谷に神輿ぎゅうぎゅう大混雑【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月19日)

3連休“異例の暑さ”も…神社に大行列の理由は? 渋谷に神輿ぎゅうぎゅう大混雑【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月19日)

3連休“異例の暑さ”も…神社に大行列の理由は? 渋谷に神輿ぎゅうぎゅう大混雑【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月19日)

 この3連休は大変な暑さにもかかわらず、観光地には多くの人が訪れて大混雑となりました。東京・日本橋にある神社では、1万人の参拝客が訪れて大行列ができました。

■3連休…異例の暑さも都内で大行列

 3連休初日の16日、渋谷の中心に突如、発生した大行列。列は途切れることなく折り返して、さらに続きどんどん伸びています。

 折り返してつながる列は、動いてはいるものの新たに列に並ぶ人が途切れないため、絶えず大行列に。そのお目当ては…。

 行列に並んでいた女性:「渋谷に元々来る予定で。これもあったんで、寄ってみようかなと」

 行列に並んでいた男性:「ポケモンのイベントがあって来ました」

 行われていたのは、ポケモンのキャラクターが描かれたうちわなどの配布イベント。主催者によると、イベントの告知が前日だったにもかかわらず、予想を超える人が訪れ大行列に。延べ1万人以上の人が来場し、およそ7000本用意していたうちわは、4時間半ほどで配布終了となりました。

 行列は、別の場所でもありました。

 大行列ができていたのは、東京・中央区日本橋にある小網神社。参拝するために並んだ人の列は、ずらっと角を曲がり大通りにまでのびています。

 なぜ、3連休最終日に大行列ができていたのでしょうか?

 行列に並んでいた女性:「きょうは、すごく運がいい日だと友人に聞いたので」

 行列に並んでいた男性:「なにかあるのかなと思ったら、すごい縁起のいい日だったんですね、きょう」

 18日は大安と、何かを始めるのに最良な日とされる「一粒万倍日」が重なる縁起の良い日とされ、そこに連休も重なったため、一日でおよそ1万人の参拝客が訪れました。

 18日、東京都心の最高気温は33.3℃。異例の暑さの中で行列に並ぶ人は、水分補給も欠かさずしています。しかし中には、こんな人もいます。

 行列に並んでいた女性:「こんなに並ぶと思ってなくて。日傘を持ってきていなかったので気合で…」

 行列に並んでいた男性:「日陰に入れてよかった…」

■公園でヨガ「思った以上の灼熱」

 手には皆、一様にマットを抱え、公園に集まって来る人たち。その目的は「ヨガフェスタ2023」です。

 3連休に合わせ対面式で行われるヨガフェスタが、横浜で4年ぶりに復活。様々なコースが実施されにぎわうなか、17日正午から公園で行われたヨガのコースには、およそ350人が参加。しかし、予想外の暑さに…。

 インストラクター:「ちょっとマットが熱いかもしれないけれども。マット熱いの?おでこが焼ける?」

 17日、横浜の正午の気温は、季節外れの32.2℃。照りつける太陽の光で、芝生の上に敷かれていたマットが短時間で高温に。それでも4年ぶりに公園で行われるヨガフェスタに没頭する参加者。

 各々が、サングラスに頭からタオルをかぶるなど、暑さ対策をして臨みましたが、体中から汗が吹き出します。

 インストラクター:「水飲みましょうか?大丈夫?みんな!思った以上の灼熱(しゃくねつ)ですね!」

 日差しの強さに、たまらず日傘を差す人の姿もありました。

 大きな木の下にできた、まるでオアシスのような日影に思わず避難し、ヨガを続ける人もいました。

 45分間にわたる屋外でのヨガを終えた参加者は、次のように話します。

 参加者:「灼熱でした。やっぱり外は気持ちがいいし、すごく暑かったんですけど、いい汗かけました」「灼熱だったんですけど、先生の陽気な感じが伝わってきて、気持ちよかったです」「(Q.終わった気分はいいですか?)それがヨガですね」

■渋谷に神輿…3世代ファミリー大熱狂

 4年ぶりの熱気は、渋谷にも…。

 スクランブル交差点にやってきたのは、神輿(みこし)を担いだ法被姿の大行列。大勢の歩行者が行き交う横断歩道も人をかき分け横断。いつもと違う渋谷の様子に、立ち止まってカメラを向ける人々もいます。

 17日行われたのは、渋谷最大といわれる祭り、金王八幡宮例大祭です。

 14基の神輿がSHIBUYA109前に集結。4年ぶりの神輿渡御で、盛り上がりは最高潮に。

 「活気あふれる日本に戻ってうれしいです。家族そろって総出で日本盛り上げてます!」と話すのは、コロナ前から3世代で参加しているという家族。

 母:「日差しが大変なんですよ、この時間。もう次の日、ここが(日焼けの)痕がついている状況です」

 17日の都心の最高気温は32.9℃。神輿を担ぎ、威勢よく掛け声をあげる参加者に、日差しが容赦なく照り付けます。

 渋谷の街は、かなり人が混雑していまして、歩道の方も通行が困難な状況になってきています。歩道も人が通るのがやっとです。

 さらに、神輿は渋谷センター街へ。多くの人が見守るなか、笛の音を合図に方向転換。センター街は神輿が通るだけでぎゅうぎゅうに。すると、反対側から別の神輿が。通行人も1列になって協力し、なんとかすれ違います。

 外国人観光客も、神輿を見ています。

 イスラエル人観光客:「みこし~!」

 メキシコ人観光客:「知らずに来たから驚いたわ!とってもラッキー!」「すごくいい。圧巻だよ」

 先ほどの3世代ファミリーも、神輿の先頭へ。笑顔で力を振り絞ります。お母さんも娘と肩を組んで大熱狂。

 母:「もう、しんどい…わーー!」

■公園テント…熾烈な“日陰”場所取り

 千葉県船橋市にある「ふなばしアンデルセン公園」。3連休中日の17日、たくさんの人でにぎわいました。

 この日、船橋市は33℃を超える季節外れの暑さに…。

 来園者:「もう9月なんで、もっと涼しいのを想像してたんで。想像以上に暑くて、もうびしょびしょです」「日陰もテントいっぱいで、建てられるところがなかったんで。暑さで親たちがやられてます」

 厳しい暑さのなか、少しでも涼しい場所で過ごそうと、木陰を埋め尽くすようにテントが並んでいます。

 日向にテントは全くありませんが、日陰にはびっしり。大きな木の下はテントで埋め尽くされ、少しでも日陰を求め植え込みの隙間にもテントがあります。

 日差しが照り付けるなか、無事日陰を確保できた家族は、次のように話します。

 開園から居る家族:「テント(の場所を)みんな取るって聞いてたので、早めに来た」「(Q.いい場所とれた?)(日陰を取れて)きょうは涼しいから」

 遅れて到着した家族は…。

 父:「ここにする?」

 母:「そこで、いいんじゃない?」

 父:「日陰ないもんね」

 日陰を取れず、日向にテントを設置します。

 母:「きょうは田舎っぽい遊びというか、自然と触れ合えると思って。暑いけど…説得して連れてきてもらったんだよね!」

 父:「(暑いので)家の中に居たかったです」

 9月にもかかわらず、あまりの暑さに売店ではかき氷を求める人の行列ができていました。

 手持ち扇風機や扇子で暑さをしのぐ家族もいます。

 “涼”を求め、水遊びができる場所は大人気スポットに。開園からわずか1時間半。多くの人で、ごった返しました。

 来園者:「風があるから、水遊びもできて割と涼しく過ごせました」

■シャインマスカットに異変…コスモスは五分咲き

 9月の後半に入っても続く、うだるような暑さ。影響は、秋の味覚にも…。

 大粒で贅沢な甘さが人気のシャインマスカット。この農園では、この夏の高温と雨の少なさから、例年より収穫時期が3週間早まっているといいます。

 JRフルーツパーク仙台あらはま 菊地秀喜さん:「シャインマスカットというと、緑のイメージが強いかと思いますが、黄緑・黄色まで進んだ房が多くて。黄色いものがびっくりするぐらい糖度が上がってますので、黄色までいくと香りは少し薄くなるが甘さが際立って、人によっては喉がイガイガするぐらい甘い」

 群馬県高崎市にある「鼻高展望花の丘」。1年を通して色とりどりの季節の花が咲くのですが、この時期に満開を迎えるコスモスの生育が遅れ、去年の同じころと比べると、まだ半分ほどの五分咲きです。

 鼻高町をきれいにする会 戸塚実さん:「もっと花が密で咲きあがる予定だが、こういう状態に」

 観光客:「満開になった時に、もう一回来ようかなと」

■熱海の花火…終了後駅に人あふれ「始発で」

 3連休最終日となった18日、熱海には夕方になっても多くの人がいました。そのワケは…。

 熱海を訪れていた女性:「熱海の花火は、すごいきれいって聞いて。見たいなと思って来ました」

 3連休最終日と花火大会が重なったことで、日が暮れるにつれて、さらに人は増えます。

 午後7時30分を回りました。花火大会の近くは、もう多くの人が訪れています。3連休最終日、花火を見るために多くの人が訪れています。

 午後8時20分になりました。熱海海上花火大会が始まりました。海上から大きな花火が打ち上げられています。

 3連休最後の日、締めを飾る大きな花火が熱海の空に咲きました。

 花火大会が終わると駅へ向かう大移動が…。

 午後9時を回りましたJR熱海駅前では、花火大会が終わって大勢の人が駅に向かってきているということで今、整列入場が行われています。

 ずらっと長い列が、駅前には出来上がっています。駅に入りきれないほどのあまりの人の多さに…。

 花火を見に来ていた男性:「(Q.あとは帰るだけ、どうします?)ちょっと現実的に無理かな」「あしたの始発で、頑張ろうかな」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年9月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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