バイデン大統領「労働者の不満は理解できる」米自動車労組の一斉ストについて発言(2023年9月16日)
アメリカの自動車大手3社の組合員がストライキに突入したことを受け、バイデン大統領は「労働者の不満は理解できる」と述べ、賃上げによる事態の収拾を求めました。
UAW=全米自動車労働組合は15日、ゼネラル・モーターズなど大手3社との労使交渉で合意できず、3社の組合員が初の一斉ストライキに突入しました。
UAWは物価高などを理由に4年間で40%の賃上げを求めています。
アメリカ バイデン大統領:「私は労働者の不満を理解できる。労働者には企業のために生み出した利益を公正に分配される資格がある」
バイデン大統領は自動車メーカーはここ数年、記録的な利益を上げているにもかかわらず、その利益が労働者に公正に分配されていないと指摘し、事態の収拾のため経営側が賃上げでさらに踏み込むよう求めました。
また、中間層の所得を底上げするために、強力な労働組合の存在は不可欠だと指摘しました。
来年の大統領選で再選を目指すバイデン氏にとって、UAWの支持を取り付けることは重要な課題となっています。
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