「女性最多タイ」岸田総理“改造内閣” 加藤こども担当相 看病中に知らせ(2023年9月13日)

「女性最多タイ」岸田総理“改造内閣” 加藤こども担当相 看病中に知らせ(2023年9月13日)

「女性最多タイ」岸田総理“改造内閣” 加藤こども担当相 看病中に知らせ(2023年9月13日)

 まもなく正式に発足する第二次岸田再改造内閣は、過去最多タイとなる5人の女性を登用します。注目は閣内最年少・こども政策担当大臣の加藤鮎子氏(44)です。初入閣の知らせは発熱した子どもの看病中でした。

■女性最多タイ 岸田総理“改造内閣”

 皇居での認証式に向かう第二次岸田再改造内閣の新閣僚。女性閣僚は2人から過去最多タイの5人になりました。注目されたのが当選3回、加藤鮎子衆議院議員のこども政策担当大臣への起用でした。

 新こども政策担当大臣 加藤鮎子氏:「(総理から)『子育ての経験を生かして頑張って下さい』と言っていただいた」

■加藤こども担当相 看病中に知らせ

 自身も2児の子育て中の加藤鮎子新こども政策担当大臣。長男は小学6年生の11歳、次男は保育園に通う4歳です。初入閣の知らせは、発熱した次男を看病していた時だったといいます。

 新こども政策担当大臣 加藤鮎子氏:「子どもに薬を飲ませたり、ちょっと戻しちゃったのを片付けたりしながら、速報の話が、連絡入って面食らっていたところです」「(Q.子どもの反応はあった?)上の子は小学生ですが、『頑張ってね』って言ってもらったので、しっかり頑張りたいと思います」

 加藤鮎子新こども政策担当大臣の父は自民党元幹事長の加藤紘一氏です。「宏池会」のプリンスとして期待されましたが、2000年、いわゆる「加藤の乱」で失脚。2016年に死去しました。娘・鮎子氏は、父の地盤を受け継ぎ、2014年に初当選。今回、初入閣を果たしたのでした。

 13日、官邸からの連絡を待つ際には、緊張しているのか。

 新こども政策担当大臣 加藤鮎子氏:「本当にこれ鳴るんでしょうか?これが鳴る…。これが鳴るのね。『はい、もしもし』という感じになるんですね」

 練習でした。

 新こども政策担当大臣 加藤鮎子氏:「はい、もしもし…」

 無事、連絡が来ました。

 大臣経験者:「加藤さんは適任だね、子育ての真っ最中だし。ただ大変だろうね。総理も大変だろうから支えるように周囲に話していたようだ」

 今回、こども政策担当大臣への抜擢について、政界では様々な見方があります。

 大臣経験者:「若手を無理やり引っ張り出してきた感じもあるけど、大臣としての能力がどこまであるのかどうか…。やっぱり抜擢(ばってき)するってのは諸刃の剣だよ」

 一方、自民党の新しい役員体制で目玉となったのが、小渕優子選挙対策委員長(49)です。

 自民党 小渕優子新選対委員長:「岸田文雄総裁のもと、党一丸となって勝てる体制を作って参りたいと考えております」

 2014年に政治資金収支報告書の虚偽記載問題などで経済産業大臣を辞任している小渕選対委員長。自民党新4役での会見では「説明責任を果たしたのか?」という質問も飛びました。

 自民党 小渕優子新選対委員長:「皆様に対して心からおわびを申し上げたいと思います。私自身は誠意を持ってご説明をさせていただいて参りました。しかし、もし十分に伝わっていない部分があるのであれば、それは私自身の不徳の致すところだと考えています。私自身の今後の歩みを見ていただいて、今後もご判断をいただきたい」

 小渕選対委員長の地元の人は。

 小渕氏の地元住民:「選対委員長になったんでしょう。自民党のために頑張るんじゃないの」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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