強い毒を持つ「コカミアリ」神戸・六甲アイランドで確認 刺されると激しい痛みや腫れ 国内３例目
神戸市は、六甲アイランドで強い毒をもつ特定外来生物「コカミアリ」の侵入が確認されたと発表しました。国内で確認されたのは３例目です。
コカミアリが確認されたのは神戸市東灘区の六甲アイランドのコンテナヤードで、一般人の立ち入りはできないエリアです。
神戸市によりますと、９月６日、コンテナが置かれていた周辺のアスファルトの隙間から約５０匹が見つかり、その後、専門家の調査でコカミアリと判明したということです。
コカミアリは体長が１ミリから２ミリほどの中南米産の特定外来生物で、強い毒と繁殖力を持ち、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。
国内でコカミアリが確認されたのは成田空港と岡山県の水島港に続き３例目で、神戸市は発見場所の周辺に殺虫剤入りの餌を置くなどして駆除を進めるとともに、見つけても触らず、市に連絡するよう呼び掛けています。
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