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モロッコ地震で2100人超死亡 在住の日本人「古い建物が倒壊」 世界遺産も被害(2023年9月11日)
モロッコで発生した地震でこれまでに2100人以上が犠牲になりました。震源から70キロほど離れた世界遺産の古都・マラケシュでも建物が崩れるなど大きな影響が出ています。
■“世界遺産”マラケシュも被害
いまだ被害の全容はつかめていません。地震の瞬間を捉えた映像です。揺れを感じたのか、建物から逃げる人。ただ、揺れは収まりません。
日本時間の9日に発生したモロッコ中部を震源とするマグニチュード6.8の地震。現地メディアは死者2122人と伝えています。生存率が急激に下がるとされる72時間。日本時間で10日朝にそのリミットを迎えるため、懸命の救助が続きます。
現地に滞在する日本人に話を聞くことができました。
モロッコに滞在中 ゆかりさん:「子どもたちが外でワーッと元気に遊んでいた声が悲鳴に変わり、大騒ぎ」
美しい夕日が照らす海。雄大な砂漠もある自然と世界遺産でもある古都・マラケシュの旧市街。その中心にある中世からの歴史を持つ市場。色とりどりの果物や羊などのローカルフードにあふれ、多くの人が集い、活気にあふれています。夜は幻想的な光に包まれる観光名所です。
市場の人:「とにかくうまい。モロッコ各地のものもある。ヨーロッパからの観光客も喜んで食べに来る」
アフリカ大陸の北西に位置するモロッコ。日本の1.2倍ほどの国土に約3600万の人が暮らします。漁業も主産業の一つで、町では様々な海産物が楽しめます。日本とのつながりも深く、1991年に当時の皇太子も訪れました。アラビアンナイトの世界に迷い込んだ街並み。その古い造りが災いしました。
モロッコでホテルを経営 和田麻弥さん:「古い建物については建物の中に梁(はり)や柱が含まれていない。鉄筋・鉄骨が入らない状態で作られている建物が非常に多い」
■在住の日本人「古い建物が倒壊」
マラケシュの広場に建つモスク。原型は何とかとどめているものの半分ほどが崩れ落ちています。救出が難航しているとされる山間部。斜面に並ぶレンガ造りの家並み。もろくも、がれきの山と化しています。人々が暮らしを営んでいた面影はなく、モスクが唯一、村であったことを物語ります。かつて多くの人々で活気にあふれていた広場。今は余震におびえる人々であふれています。
被災した人:「服も足りないし、寒くてみじめだ」「どうしたらいいか分からない。こんな地震を経験したことがないから」
日本ならいち早く開設される避難所。モロッコは地震の経験が少なく、被災者支援まで手が回らない状況です。
モロッコでホテルを経営 和田麻弥さん:「元々、地震がない国だから、多分(支援という)発想がない。地震があった時にどういう部分が危ないのか、どういう倒壊の仕方をするのか知識が全くない」
モロッコに滞在中 ゆかりさん:「自分でWi-Fi持って出て情報を集め、周りに自然災害時はどうするか聞いたら誰も来ないから自分で何とかするしかないと言われた」
コロナ禍も終わり、これから繁忙期を迎える観光業にも打撃です。
モロッコでホテルを経営 和田麻弥さん:「キャンセルが今、大量に出ている。(観光で)生計を立てている人々が今後、地震そのものでないことで影響を受けることになる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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