東海など 局地的“非常に激しい雨”秋田で36.7℃ 異例の残暑続く 被災地も夏日に(2023年9月11日)
11日は東海を中心に活発な雨雲が掛かり、局地的に非常に激しい雨となりました。日本海側では気温が上がり、秋田県横手市では9月の暑さとしては観測史上1位となる36.7℃を記録しました。
■天気不安定“ゲリラ雷雨”相次ぐ
大きな雨音が響きます。午後0時半ごろの愛媛県新居浜市。排水は追い付かなくなりました。列島に湿った空気が流れ込み、ゲリラ雷雨は西日本で猛威を振るいます。和歌山では雨どいからシャワーのように雨水が噴き出し、淡路島は雨に加えて雷も。停電も発生したといいます。一方、愛知県田原市では突然の雨に。走り慣れた道は変わり果てていました。
ヘルメットに雨が打ち付けます。同じ田原市内でゲリラ雷雨に見舞われた男性。珍しい現象を撮影しました。雨が降っていますが、雲の間には太陽も見えます。雨と晴れの境目です。空には見事な虹。目をこらすと、もう1つの虹がかかっていました。
1時間に降った雨が今年一番を観測した愛知県豊橋市。たちまち道路は川のようになりました。
撮影者:「午前8時ごろからザーザー降り出して職場にも水が入ってきた。車が駄目になるくらいは(水かさが)あったかな」
愛知県西尾市でも1時間に60ミリを超える雨が降り、川は濁流と化しました。普段の水位から橋桁に迫るまで増水。住民からは今後の雨を心配する声が聞かれました。岡崎市内でもまとまった雨が降り、川の水位は一気に上昇。わずか30分で危険なレベルにまで達しました。
■異例の残暑続く 被災地も夏日に
一方、東日本から北日本では異例の残暑が続いています。横手市では全国トップの36.7℃を観測する危険な暑さに。「日本一暑い町」埼玉県熊谷市は9月半ばに差し掛かっても真夏並みの気温です。
男性:「すっきりとした秋らしい陽気がほしい」
男性の頭には暑さと汗の対策が…。
男性:「(Q.帽子の下のタオルは)照り返しが強い。あと汗をかきやすい。汗取りのため」
草刈りに追われる男性は帽子を二重にして日差しをしのいでいました。
作業する人:「やっぱり水分は多めに、30分くらい除草作業して飲むようにしている」
被災地にも容赦ない暑さが襲います。福島県いわき市。わずか一日のうちに降った雨で人々の暮らしは一変しました。1000軒を超える家が床上浸水しました。炎天下で行う後片付け。
ボランティア:「休憩とか少し挟んだりして、少しずつ少しずつやっていけたらいいなと思っている。若い人の力が必要なのかなと思った」
12日以降も全国的に厳しい残暑は続く見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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