南シナ海問題「緊張を高める行動 自制を」 東アジア首脳会議 議長声明で中国けん制(2023年9月8日)
インドネシアで開かれた東アジア首脳会議で、南シナ海の情勢について「緊張を高める行動を自制する必要がある」と、中国を牽制(けんせい)する議長声明が発表されました。
7日の東アジア首脳会議には、ASEAN諸国をはじめ、岸田総理や中国の李強首相、アメリカのハリス副大統領、ロシアのラブロフ外相らが出席しました。
ウクライナ情勢や北朝鮮問題のほか、一部のASEAN加盟国が中国と領有権を争う南シナ海の問題などについて議論が交わされたということです。
南シナ海問題を巡っては、中国を念頭に「特に最近の情勢を踏まえ、緊張を高め、争いをエスカレートさせるような行動を自制する必要がある」とする議長声明が発表されました。
前日に行われた会議でもASEAN各国は、中国に対して「国際法の順守」を呼び掛けるなど反発を強めています。
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