“ルフィ”から直接指示受けた“闇バイト”の高級時計強盗 男に懲役12年判決「極めて粗暴な犯行」

“ルフィ”から直接指示受けた“闇バイト”の高級時計強盗 男に懲役12年判決「極めて粗暴な犯行」

“ルフィ”から直接指示受けた“闇バイト”の高級時計強盗 男に懲役12年判決「極めて粗暴な犯行」

 昨年、京都市で起きた強盗事件で“ルフィ”から直接指示を受けたとされる男に対し、大阪地裁は1日、懲役12年を言い渡しました。

 伊藤一輝被告「ルフィという者の指示に従いました」

 伊藤一輝被告(30)は昨年5月、共犯者らとともに京都市中京区の時計店に押し入り、高級腕時計41本を奪って逃げた強盗などの罪に問われています。金に困って闇バイトを探す中で、指示役の“ルフィ”こと今村磨人被告(39)と知り合ったとされる伊藤被告。裁判ではテレグラムを通じた2人の生々しいやり取りが明らかになりました。

 伊藤被告「ルフィさんはどの立場の人ですか?」
 “ルフィ”「トップです。伊藤君がボスで動いてもらいます。絶対に捕まらないやつ、やりましょう」
 伊藤被告「みんなの前でしゃべるとしたら伊藤は本名なので、ちゃう名前で呼んでもらえますか?」
 “ルフィ”「OK(笑)何にしますか?ゾロ?」

 このやりとりの直後、伊藤被告は滋賀県大津市の質店で高級腕時計を奪う計画に実行犯の1人として参加しましたが、計画は未遂に終わりました。しかし、その後、再び“ルフィ”から依頼が届きます。

 “ルフィ”「人だけでいいから紹介してほしい」

 自分が実行犯でなければ良いと考えた伊藤被告は、自ら募集した人物にルフィの指示を伝える“仕切り役”となり、こうした構図で行われたのが昨年5月の京都の高級腕時計強盗事件でした。

 検察は「実行犯を勧誘し、具体的に指示するなどグループ内では重要な立場だった」と指摘し、懲役15年を求刑しました。一方、弁護側は「“ルフィ”の計画を伝えていただけで、あくまで従属的な立場だった」と主張していました。

 そして、迎えた1日の判決。大阪地裁は「ショーケースをハンマーでたたき割り、中の時計を奪うという極めて粗暴な犯行だ」と指摘しました。そのうえで、「伊藤被告が実行犯に具体的に指示するなど主導的な役割を果たしていた」と認定し、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
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