藤井聡太七冠「早くも厳しい状況」 王座戦第1局は…田中寅彦九段「非常に珍しい敗戦」【知っておきたい!】(2023年9月1日)
先月31日午前9時、神奈川県秦野市の温泉旅館で、王座戦五番勝負の第1局が藤井聡太七冠(21)の先手で始まりました。
対する永瀬拓矢王座(30)は、藤井七冠の研究パートナーとしても知られていて、お互いの手の内を知り尽くしている相手です。
藤井七冠が有利とみられていた中盤、攻勢に出ます。しかし、受けの名手の永瀬王座が粘り、終盤は互いに持ち時間を使い切る、1分将棋となりました。
藤井七冠:「負けました」
史上初の「8大タイトル独占」に挑む藤井七冠は、黒星スタートとなりました。
藤井七冠:「早くも厳しい状況になってしまったかなと思っていますけど。できる限り、よい状態で対局に臨んで自然にできるように頑張りたいと思います」
対局を振り返って、田中寅彦九段は、次のように話します。
田中九段:「(藤井七冠が)先手番で負けた。有利なような進行からおそらく逆転負けといって間違いないと思うんですけど、非常に珍しい敗戦を喫した。永瀬さんが倒れそうなところをずっとうまくつま先立ちしてた。そんな将棋に見受けられましたね」
注目の第2局は今月12日に神戸市で行われます。
(「グッド!モーニング」2023年9月1日放送分より)
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