米連邦議会近くでバリケードに車突っ込む 男が発砲し自殺(2022年8月15日)

米連邦議会近くでバリケードに車突っ込む 男が発砲し自殺(2022年8月15日)

米連邦議会近くでバリケードに車突っ込む 男が発砲し自殺(2022年8月15日)

 アメリカの首都、ワシントンの連邦議会の議事堂近くで14日未明、男がバリケードに車を衝突させて複数回発砲した後、自らを撃って死亡しました。

 現地の警察によりますと、死亡したのはデラウェア州の29歳の男です。

 14日午前4時ごろ、男は車で議事堂近くにあるバリケードに突っ込み、車は男が降りる際に炎上しました。

 男はその後、空に向けて複数回発砲し、銃声を聞いた警察官が駆け付けたところ、自らを撃って死亡したということです。

 男の動機はまだ明らかになっていませんが、警察は「議会の休会中に男が議員を狙っていたようにはみえない」としています。

 去年1月に起きたトランプ前大統領の支持者らによる議事堂襲撃事件の後、付近の警備は強化されていました。

 FBI=連邦捜査局がトランプ氏の邸宅を家宅捜索したことに反発が強まるなか、11日にはオハイオ州でFBIの施設に侵入を試みた男が、銃撃戦の末に射殺されるなど、緊張が高まっています。
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