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“トー横”補導された子どもたちのその後 警視庁の支援現場「少年センター」を初取材 職員が親子をつなぐ存在に【news23】|TBS NEWS DIG
居場所のない子どもたちが集まる東京・新宿の「トー横」。夜遅くまで集まる子どもたちへの補導は度々、行われていますが、補導された後、子どもたちはどのように過ごしているのか。警視庁が子どもたちをサポートする現場に初めてカメラが入りました。
■夏休みで初めて“トー横”に来る中2も…
新宿・歌舞伎町の“トー横”には今も…
4年前から来ている20代女性
「きょうは、未成年っていうか10代の子が8割。みんな友達がいないから来るし、友達に会いたいから来る」
なかには、夏休み中に初めて来たという中学2年生の姿も。
千葉県から来た中学2年生
「友達が(トー横に行って)『楽しかった』と言っていて」
数年前から深夜まで出歩く子どもが増え、犯罪に巻き込まれると問題視されている「トー横」。
警視庁は、数年前から一斉補導を実施するなどして対策を強化しています。
では、補導された子どもたちはその後、どうしているのでしょうか。
■「うわ、だる」と思ってたら…「めっちゃ人生変わった」
7月中旬。警視庁のある施設には、中学3年生のAさんの姿がありました。
職員「朝あったんだ、テストがね」
Aさん「9時20分くらい」
職員「よく行ったね、大変だったでしょう」
Aさん「やばいでしょ」
ここは「少年センター」と呼ばれる施設です。都内に8か所あり、心理の資格を持つ職員20人ほどが、補導された子どもや、いじめや犯罪の被害にあった子ども、その保護者の相談にのり、支援しています。
農業体験や学習支援など、様々な機会を通じてサポートしている現場に、初めてカメラが入りました。
Aさんが少年センターに通い始めたのは2年前。トー横でお酒を飲んでいたところを補導されたのがきっかけでした。
Aさん
「ワチャワチャとかお酒飲むとか…(補導されて)親に言われるって言われて、『うわ、だる』と思ってたら、そこ(少年センター)をすすめられて」
Aさんの母親は、警察から「Aさんを補導した」との連絡を受け、驚いたといいます。
Aさんの母親
「友達と渋谷にアイドルの追っかけをしに行くっていう話だったんですけど、うちは特に問題はないのに、何でトー横に行くようになっちゃったんだろうって…」
当初は、トー横に通い続けていたAさんでしたが…
Aさんの母親
「補導された後も、何回かは(トー横に)行ってたみたいなんですけど。親には『ちょっと学校行ってくる』って言って」
「途中の駅で待っていて、ちょっと強行的な感じで私が向かったら、娘も帰ってきた」
「(少年センターの)先生の中でまとめてくれて、本人から『すごいお母さんの愛を感じたよ』と言われた」
「そこからだいぶ行かなくなりましたね。ほとんど行かなくなったかな」
少年センターの職員と出会い、家族以外に自分に関心を寄せてくれる存在に気づいたというAさん。
Aさん
「めっちゃ人生変わった。いい意味でも悪い意味でも、私はそういう時期(思春期)でしかない。だから(トー横を)抜け出したのかな。他の子たちは、そもそも欲求が満たされてなかったから。承認欲求だったり愛情だったり」
居場所を求めてトー横へ行っていた自分が、今度は同じように悩む子どもたちの力になりたい。Aさんは心理学を学ぼうと、高校進学を目指しています。
Aさんの母親
「どうしていいかわからなかったときに、本当に出会えてよかった。学校の先生も相談できないし。まして友達とかにも。どこにも伝えられない悶々とした気持ちが、ここだと何でも話せて、それを(少年センターの)先生が娘にも伝えてくれて、すごく自分の心が休まる」
■先生の言葉が「的確」「不思議とストンと入る」
オンラインでも相談に乗る少年センターの職員。ここを訪れるのは、補導された子どもだけではありません。
発達障害がある18歳のBさん。気持ちをうまく言葉にできず、学校で友人とトラブルになったといいます。
Bさんの母親
「暴れる。学校行っても駄目。家でもやっぱり暴れる。彼なりに理由があって、うまく伝えられなくてっていう結果が、そういうふうになってるっていうのは分かっているものの…」
しかし、3年ほど少年センターに通ううちに、徐々に変わっていったといいます。
Bさんの母親
「彼の中では、こちらに来て先生と出会って、ガス抜きというか、的確にいただける言葉が不思議なことに彼の中にストンと入ってくるみたいで。行くと楽になるみたい」
Bさん
「スカーッとする。モヤモヤがなくなる感じ」
Bさんは今、社会に出るため、障害がある人の就労を支援する就業支援施設に通っています。
Bさん
「厨房でお皿洗いをずっとやっていたり、アボカドをつかんでグラムに量るとかが楽しい」
少年センターで支援をしている井口由美子主査は、相談を通して子どもたちに「あなたの居場所はたくさんある」と伝えるといいます。
警視庁 井口由美子 主査
「客観的に見ると、その子の居場所は、ご家庭でも学校でも、あるんです。でも、本人の気持ちの中にはない」
「『自分のことを心配してくれる人が世の中にいるんだ』『しかも1人…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230831-6106589)
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