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「“すべる地層”関東一円に」専門家 土砂災害が作った湖から警告【関東大震災100年】(2023年8月31日)
シリーズでお伝えしている「関東大震災100年の教訓」、今回のテーマは地震による「地すべり」。地質学者は「滑りやすい地層は関東一円に広がっている」と警鐘を鳴らしています。
深田地質研究所 千木良雅弘理事長:「あそこに白い地層が見えますが、あれが『(東京)軽石層』これと同じ地層に“すべり面”ができて、上のほうが『地すべり』を起こした。(「軽石層」の土を)練ると泥水のようになる。“泥水”の上に地層は乗っていられず『地すべり』してしまう」
神奈川県秦野市の「震生湖」は、関東大震災による地すべりで川がせき止められてできました。周辺でも地すべりが相次ぎ、行方が分からないままの子どももいたそうです。
京都大学の研究者だった千木良さんは7年前に、地すべりの原因は“東京軽石層”という地層が風化して崩れたためと突き止めました。
千木良雅弘氏:「(『東京軽石層』は)神奈川から東京に広く分布。堆積した後に(水の作用や人の手で)“下を切られた”所が『地すべり』する。(住宅地で発生なら)上に乗った家は一緒に滑るし、下の方では横から来た土砂ですごい被害に…」
東京軽石層は7万年近く前の箱根山の火山活動でできたものです。軽石層は各地の火山活動によって全国的に広がっていて、2018年の北海道胆振東部地震の地すべりも、軽石層が崩れたことによるものでした。
千木良さんは「斜面の危険度を示すハザードマップで、大雨は考慮されていても、軽石層のリスクは見落とされている」と指摘しています。また、「街中に軽石層が隠れている恐れが高く、国レベルで状況を把握して周知していくべきだ」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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