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大工不足 40年で3分の1に 建設業界も「2024年問題」…イメージUP作戦 年収900万円も(2023年8月31日)
日本の建築を支えてきた大工の数が激減しています。人手不足で、これまでのように家が建てられない恐れが出てきていて、企業側は新たな対策を打ち出しています。
■建設業界も「2024年問題」 人手不足加速か
大工歴22年の男性(39):「本当に深刻だと思いますよ、今。だから、工事の品質もどんどん下がってしまっている現場も多々ある」
こう話すのは、大工歴20年以上の男性です。
大工の数は、40年前に比べ3分の1以下にまで減少。賃金面での不安やきつい労働環境を敬遠して、若い世代のなり手が特に減っているといいます。
大工歴22年の男性:「自分よりも年下の大工さん、見習いも含めてですけど、会った人数は20人もいなかったかな。普段違う仕事をしている方たちが、致し方なく大工工事をするしかない現場もある」
これに追い打ちをかけるのが、建設業界の「2024年問題」です。
来年4月から時間外労働の上限規制が適用されるため、1人当たりの仕事量が減り、人手不足が加速すると心配されています。そんななか…。
■イメージUP作戦 BEAMS作業着 年収900万円
積水ハウス 岸本久樹さん:「現場の今までのイメージを一新して、モチベーション高く働いていただきたいと、ユニホームをリニューアルした」
積水ハウス建設は、これまで統一されていなかった作業着をスタイリッシュなユニフォームに。デザインは、若者に人気の「ビームス」のユニフォームブランドが手掛けました。
待遇面も大きく改善し、初任給を2年連続で10%アップ。年収も30代で最大900万円に引き上げました。
さらに、「技能工」という役職名も、英語で「職人」という意味の「クラフター」に変更。イメージアップを図っています。
岸本さん:「少し若い方にとっては格好いい響きも含めて、ちょっと誇りを持って働いていただきたいという意味合いで、呼称変更した」
■「最短1日で家」驚きの方法 人手&コスト↓
今、深刻な問題となっている建設業界の人手不足。そんな危機的状況の解決に一役買うかもしれないのが、この大型のパネルです。
ウッドステーション 塩地博文会長:「今までのやり方だと、柱を1本立てたり、はりを組んだり、ボードをはったり、単一作業が連続して家ができていた。それを事前に工場の中で柱もはりもサッシも断熱材も全部組み上げてしまって、一つの部品として成立させたもの」
この大型パネルがあれば、現場では組み立てるだけで、あっという間に家の形が出来上がっていきます。
屋根の取り付けまで、なんと最短で1日。工期短縮で人手を減らし、コストも下げられるといいます。
塩地会長:「日本各地にこの技術をどんどん提供していって、満遍なくこれらのサービスが受けられるような、その体制づくりが我々の責務じゃないかと思う」
(「グッド!モーニング」2023年8月31日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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