「去年の9倍」夜の熱中症が急増 暑い東京…熱帯夜“28日連続”に(2023年8月30日)
https://www.youtube.com/watch?v=416LQT5XoKw
■暑い東京 熱帯夜“28日連続”に
熱中症の危険は、まだまだ続きます。総務省消防庁は29日、熱中症で救急搬送された人が21日から27日の1週間で7424人だったと発表。札幌市で23日に観測史上最高の36.3℃を記録するなどした北海道が935人と最多でした。
昼だけでなく夜も危険な暑さは続いています。東京は30日で28日連続熱帯夜で、31日も熱帯夜となれば29日連続になり、過去最長記録に並ぶ見通しです。
■夜の熱中症急増「去年の9倍」
夜間往診をする医師には毎日、多くの熱中症患者から診察依頼が…。
医師:「最近暑いですけど、屋外で炎天下で活動とかは?」
患者:「めっちゃ歩いていたんです」
母親:「実はね、そうだったんですよ。今、本当に危険な暑さですからね」
前日に炎天下で両手に重い荷物を持って歩いていたという10代の男性。38.9℃の発熱に加え、悪寒や喉の痛みなどの症状が出ていました。
医師:「これはもう陽性ですね」
診断の結果は熱中症と新型コロナウイルス感染症の併発でした。
ファストドクター 上柳圭一医師:「夜の熱中症は全国的にも増えている。熱中症という診断が付いた人は昨年比で9倍に増加している」
去年の9倍もの熱中症患者から依頼を受ける背景には長引く暑さが関係しているといいます。
ファストドクター 上柳圭一医師:「夜の熱中症の怖いところは初期の症状に気付きにくい。寝ている間なので水分摂取などができないまま長時間、経過してしまう。気付かないうちに熱中症が進行してしまう」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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