「最初はタンだと会社の先輩から教え込まれた」8月29日は「焼肉の日」最初の一枚に何食べる?タン塩が”王道”になった焼肉の歴史【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
8月29日は「焼肉の日」。実は今、「最初の一枚に何を食べるのか?」論争が起きています。
王道・タン塩に迫る新勢力とは?
■きょうは「焼肉の日」論争!最初の一枚はタン?
齋藤慎太郎キャスター:
Nスタが10代~60代の男女110人に「焼肉、あなたの最初の1枚は?」というアンケートを行ったところ、▼タン67人▼カルビ19人▼ハラミ13人▼その他11人となりました。
理由を聞きましたが、色々な意見がありました。
【タン派】
30代女性:さっぱりして最初にふさわしい
40代女性:網が汚れないように
50代男性:最初はタンだと会社の先輩から教え込まれた
【カルビ派】
30代男性:脂が多いから最初に食べておきたい
【ハラミ派】
20代女性:肉厚でおいしい。あっさりしている。
【その他】
30代女性:焼肉奉行に委ねる
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
僕は“豚トロのたれ”です。最初だからではなく、美味しいし、値段も安いから。
日比麻音子キャスター:
ちょっと意外な変化球ですね。
南波雅俊キャスター:
10代の頃はとりあえず“カルビとご飯”でした。とりあえずビールという年代になってからは、もうずっと“タン塩”です。
日比キャスター:
私もタン塩が好きなのですが、ちょっとジェイソンさんを前に言うのも何なんですけど、最近厚切りが多いじゃないですか。私は薄切りが好きなんです。厚切りのタンだとちょっと重たいので、それだったら“さっぱりハラミ”から始めたいです。ジェイソンさん、ごめんなさい。
■最初の一枚はタン塩 この流れに新勢力“ハラミ”登場
齋藤キャスター:
その“タン塩”発祥のお店は所説ありますが、1976年に六本木に創業した「叙々苑」と言われています。新メニューを考案中に食肉業者から「タンをやってみたら?」という提案があり、塩・コショウのみの「タン塩焼」が誕生しました。
セットでレモンがつきますが、これはある女性客が「レモンが好きだから搾って食べたい」とお店の方に言ったことから“レモンだれ”が定着したそうです。
そして叙々苑の担当者に聞いたところ「最初の一枚は もちろんタン塩のお客様が多数」だということです。
ではなぜ、最初の一枚は“タン塩”と定着したのでしょうか。
全国焼肉協会によりますと、1970年代までは焼肉は“たれで味付け”をして提供されていました。そこにたれ以外の“最初の焼肉”として「タン塩」が登場し「網にたれがつく前にタン塩を注文しよう」という流れで「最初にタン塩」が定着したのではないかということでした。
しかし、この流れに注目の新勢力として“ハラミ”が登場しました。ハラミは甘みのある脂身、そして弾力が魅力です。ハラミに特化した焼肉店「月島焼肉 ハラミ屋 兎月」の熊倉店長によりますと「カルビよりあっさり、タン塩よりがっつり。ぜひ最初の一枚にハラミを!!」と話してくれました。
日比キャスター:
なぜタン塩から食べないといけないのかという暗黙の了解から脱出しようというチャンスです。
南波キャスター:
でもやっぱり私はタンからカルビ、ハラミ、ロース、ホルモン、そしてタンに戻りたいです。
厚切りジェイソンさん:
好きなものを頼んでください。
日比キャスター:
その通り。お後がよろしいようで。
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