「ファスト映画」ネットに無断公開 男性に5億円賠償命令 東京地裁(2023年8月24日)
「ファスト映画」を無断で公開されたとして大手の映画会社など13社が損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は投稿者の男性1人に対して5億円の支払いを命じました。
映画の内容を10分程度にまとめた、いわゆる「ファスト映画」を巡っては、インターネット上に無断公開した罪で投稿者3人の有罪が確定しています。
その後、東宝や日活などの大手映画会社など13社が損害賠償を求める裁判を起こし、3人のうち2人については去年、合わせて5億円を支払うよう命じる判決が言い渡されていました。
所在が分かっていなかった残りの男性1人について、東京地裁は今月24日の判決で損害額は「再生数1回あたり200円とするのが相当」として、これまでの2人と同様の判断を示しました。
そのうえで、3人で連帯して5億円を支払うよう命じました。
映画会社側によりますと、ファスト映画の再生回数は1000万回以上に上り、損害の総額は20億円相当だとして、その一部を請求していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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