山火事“放火の瞬間”カメラ捉える 干ばつ一転…カリフォルニアで洪水(2023年8月21日)

山火事“放火の瞬間”カメラ捉える 干ばつ一転…カリフォルニアで洪水(2023年8月21日)

山火事“放火の瞬間”カメラ捉える 干ばつ一転…カリフォルニアで洪水(2023年8月21日)

 アメリカ・カリフォルニア州で26年ぶりに熱帯低気圧が上陸。各地で洪水などの被害が出ています。一方、カナダとの国境に近いワシントン州では山火事が拡大しています。

■干ばつ一転 カリフォルニアで洪水

 激しい勢いで押し寄せる濁流。場所はメキシコ北部ムレヘ。アメリカの国境に近い町です。ハリケーンが豪雨をもたらし、河川が氾濫。町の中心部へ流れ込んだのです。道路はまるで川と化し、車や建物を押し流したのです。

 太平洋上で発生したハリケーン「ヒラリー」。アメリカに近付き、カリフォルニア州では大気が不安定な状態に。熱帯低気圧に変わったものの、カリフォルニア州に上陸したのは26年ぶり。これまで干ばつに悩まされていましたが、一転、各地で洪水が発生。道路の真ん中に巨大な岩。地盤がもろくなり落石したとみられます。道路は各地で冠水。交差点は車が通るたび白い波が発生。

■山火事の原因?「火を付けた男が」

 想定外の大雨が降る一方、世界各地で熱波による山火事が発生。被害が拡大するなか、とんでもない事態が。なんと山に火を付けた放火犯とみられる男をカメラが捉えたのです。放火犯を追う警察。果たして逮捕の行方は。

 美しきアドリア海に面するアルバニア。隣国のギリシャと同様、熱波が襲い、各地で山火事が発生。「山に火を付けた男がいる」と通報を受け、警察がその行方を追うと、警察のカメラが捉えた男の映像。警察が呼び掛けますが、男は無視するように山を登り続けます。

 その後、男は身柄を拘束され、両脇を警官に抱えられながら山を下りていきます。男は警察の取り調べに対し、「野焼きのために火を付けたが、想定以上に炎が拡大した」と話しているといいます。違法な野焼きを行い、大規模な山火事に拡大したとみられます。

■山火事の85%は「人為的な原因」

 カナダと国境を接する、アメリカ西海岸最北部ワシントン州でも急速に山火事が拡大。炎は市街地にまで達し、空を黒い煙が覆います。

 撮影者:「こっちの方向は皆、焼けてしまった」

 アメリカ当局によると、ワシントン州で発生している山火事の85%が放火や野焼きなど人為的な原因で引き起こされているといいます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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