“日本のイチゴ”米NYで大人気 三つ星店でも使用 自動走行ロボ駆使し…工場で栽培(2023年8月21日)
今、グルメの街アメリカ・ニューヨークで、日本のイチゴが大人気となっています。その秘密に迫りました。
■ミシュランの三つ星店でも使用
真っ赤に染まり、大粒に実ったイチゴ。パッケージには、「Oishii(おいしい)」の文字が書かれています。
日本の品種で、現在ニューヨークの高級スーパーで販売されているほか、ミシュランの三つ星店でも使用されているといいます。
現地で栽培・販売を行うスタートアップ企業の代表は、次のように話します。
Oishii Farm 古賀大貴CEO(36):「初めてアメリカのイチゴを食べた時、ものすごく悪い意味で衝撃を受けた。アメリカのイチゴと日本のイチゴは平均すると、糖度の差が1.5倍から2倍くらいまで開きがある」
ニューヨークでおいしいイチゴを売れば、必ず売れると確信。品質が最も高い日本のイチゴを選びました。
■CEO「世界最大の農業生産所を目指していく」
作られている場所は、なんと工場の中です。太陽光の代わりにLEDライトを使用しています。
24時間自動で稼働しているロボットが、気温や湿度を細かく把握し、苗一つひとつを撮影して生育状況をデータ化します。
古賀CEO:「例えば1カ月後に何個イチゴが出てくるのか、何グラム、イチゴが出てくるのかが一日単位で予測できる」
季節を問わず生産可能で、糖度は折り紙付きです。今では全米のスーパーから問い合わせが相次ぎ、生産が追い付かないといいます。
古賀CEO:「日本が世界に誇る圧倒的な品質の野菜や果物を、そういったものが手に入らないような場所で、まずは広めていく。例えば野菜や果物が作れない中東、そういった所も狙って。最終的に世界最大の農業生産所を目指していく」
(「グッド!モーニング」2023年8月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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