送電線がきっかけ?死者99人 史上最悪の被害に…ハワイの山火事鎮火(2023年8月15日)

送電線がきっかけ?死者99人 史上最悪の被害に…ハワイの山火事鎮火(2023年8月15日)

送電線がきっかけ?死者99人 史上最悪の被害に…ハワイの山火事鎮火(2023年8月15日)

ハワイのマウイ島で起きた山火事の発生から約1週間。被害の全容はいまだ見えてきません。はっきりわかっているのは、人々の息遣いがあった街並みが失われてしまったことです。
住民:「またここで暮らせる日が来るのか。数カ月先になるか、一生、戻れないのか。まだ何もわかりません」

焼け落ちた2200以上の建物のうち、9割近くが住宅。捜索が続けられていますが、まだ3割近く。それでも、亡くなった方の人数は増え続け、アメリカで起きた山火事としては最悪の99人の死亡が確認されています。
ハワイ州・グリーン知事:「最新の情報では、99人が犠牲となっています。1300人が安否確認に応じてなく、連絡が取れていない状態です。この1日で15人増えています。10日間で倍になる可能性もあります」

山火事の原因について、送電線が強風で吹き飛ばされたことがきっかけだった可能性が指摘されています。

壊滅状態のラハイナ。実は、ラハイナは、マウイ郡が作った山火事のハザードマップでは、3段階のうち、危険度が一番高い地域に分類されています。

ラハイナの街の周辺を草木が生い茂る土地が囲んでいるうえ、乾いた風が吹き下ろすという燃え広がりやすい条件がそろっているそうです。ここに、ハリケーンの強風が加わったこともマイナスに働きました。さらに、火災が原因で、消火栓へ水が送られなくなり、消火活動に影響が出たことなど、複合的な要因が指摘されています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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