台風7号 離れた場所で“竜巻” 車が横転し関東には局地的大雨が(2023年8月15日)

台風7号 離れた場所で“竜巻” 車が横転し関東には局地的大雨が(2023年8月15日)

台風7号 離れた場所で“竜巻” 車が横転し関東には局地的大雨が(2023年8月15日)

 この台風7号、離れた場所にも被害をもたらしています。静岡では竜巻とみられる突風で車が横転し、関東でも局地的な大雨となりました。

■「台風7号」離れた場所で“竜巻”

 車窓から見えるのは川面を走る竜巻とみられる突風。静岡市の中心部を流れる安倍川の水を巻き上げながら、上流に向かって移動しています。

 台風7号から離れた地域でも被害が発生しています。この竜巻とみられる突風により、店舗の駐車場に止めてあった軽トラックが横転、運転していた男性が病院に搬送されました。

 店内にいた人:「(店に)入った途端に車とガラス片がバーッと飛んできてぶつかった。自動ドアに当たる音がバリバリってすごくて、飛んできた車の中に人が入っていた。それも心配」

 静岡地方気象台によると、静岡県内は台風7号の影響により、竜巻などの突風が発生してもおかしくない状態でした。台風7号の中心部から300キロ以上、離れた静岡市で発生した竜巻とみられる突風。

 一方、およそ500キロ離れた栃木県では、1時間雨量は「非常に激しい雨」となる30ミリに達しました。

■離れていても 関東は局地的大雨

 さらに、台風から350キロ離れた地点でも…。

 頂上の浅間大社スタッフ 植田めぐみさん:「台風の影響で、風が四方八方から吹いてくる状況」

 横殴りの雨と風が激しく吹き付けた場所は富士山山頂です。強烈な風と雨で目の前にある鳥居も霞んで見える富士山山頂。撮影した浅間大社スタッフは、吹いてくる風から台風7号の影響ではないかと話します。

 頂上の浅間大社スタッフ 植田めぐみさん:「渦を巻くような風。色々な方向から吹いてくるのは台風の影響ではないか。全体から言って、大変危険な状況だと思う」

 現在、兵庫県を北上する台風7号により、遠く離れた東海・関東地方にも影響が出ています。東京では未明にスカイツリーが見えなくなるほどの雨が降り、茨城県でも突然の立ち込める雨雲と豪雨がカメラを遮り、10分ほどで街を濡らしていきます。

 水戸市では1時間雨量が16ミリだったものの、短時間で激しく降る雨が歩道から車道に流れ込み、横断歩道を渡る人もひと苦労です。また、車道ではワイパーを動かしても視界は一向に良くなりません。

 さらに、台風7号からおよそ800キロ離れた岩手県岩泉町では15日も激しい雨が降り続いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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