マウイ火災で米緊急事態管理庁 「現場は非常に危険」捜索の目途立たず(2023年8月15日)
大規模な山火事が起きたハワイ・マウイ島での捜索活動について、アメリカのFEMA=緊急事態管理庁は、現場は非常に危険だとして時間がかかるとの見方を示しました。
FEMA クリスウェル長官:「これからの数日、数週間は厳しいものになるだろう。人々が失ったもの、行く末がどうなるかを考えるのは難しい」
FEMAのクリスウェル長官は14日、被災者支援の一環として食糧や医薬品などの購入に充てられるよう、1世帯あたり700ドルの支給を始めたことや被災者を避難所からホテルに移す取り組みを進めていると説明しました。
被災地域ではいまだ連絡がつかない住民が多数いるとみられ、特別な訓練を受けた犬による捜索が進められていますが、火災による熱やがれきが残っている場所があり、「非常に危険な状況だ」ということです。
現場が安全かどうか確認しながら進める必要があり、捜索にかかる期間のめどはまだ立っていません。
地元当局によりますと、マウイ島の山火事ではこれまでに96人の死亡が確認されています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く