「私たちは日本人なんです」フィリピンに暮らす“無国籍”の残留日本人2世たち~厳しい戦禍、戦後の実態と国籍回復への道のり~【テレメンタリー2023】

「私たちは日本人なんです」フィリピンに暮らす“無国籍”の残留日本人2世たち~厳しい戦禍、戦後の実態と国籍回復への道のり~【テレメンタリー2023】

「私たちは日本人なんです」フィリピンに暮らす“無国籍”の残留日本人2世たち~厳しい戦禍、戦後の実態と国籍回復への道のり~【テレメンタリー2023】

フィリピンには戦前、多くの日本人が移り住み、麻の栽培などに携わっていた。
最盛期には3万人の日本人移民が。現地のフィリピン人女性と結婚し、家族を作る人も多く、各地域でコミュニティーを形成していた。 

しかし、日米の開戦とともに、現地で暮らしていた邦人は日本軍への戦争協力を強いられる。寺岡カルロス(92)さんは母と弟、妹を米軍の攻撃で亡くし、長兄は日本軍にスパイ容疑をかけられ銃殺、次兄はフィリピンゲリラに殺された。
アメリカ、日本、フィリピン、3か国に家族を殺されたのだ。
戦後、残留日本人2世はさらなる苦難が続く。激しい反日感情が続く中、身を潜めて暮らすばかりか、当時のフィリピンは父親の国籍に属すると定められていたため「無国籍」として生きることになってしまった。
長きにわたり知られることがなかった実態だったが、高齢となった2世たちが「日本国籍の回復」を求め、声を上げだした。
ところが戦火で書類が消失しているなど、親子関係などの「証拠」を揃えるのは困難な状況が続く。
そういった中、姉と2人、小さな離島で日本国籍の回復を待ち続けるモリネさん姉妹に進展が。
父親が沖縄からフィリピンに渡航した記録が見つかった。親類や知人にたどりつき証言を得られれば、日本の裁判所に国籍取得を申請する上での大きな証拠のひとつになる。番組は沖縄へ。
そこで大きな発見と進展があった!

ナレーター:久保田直子(テレビ朝日アナウンサー)
制作:テレビ朝日

#戦争    #残留日本人   #沖縄

【テレメンタリー】テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリー番組。
週替わりで各局が制作を担当し、独自の視点で制作しています。

※地域ごとに放送時間が異なります。詳細はHPをご覧ください。

https://www.tv-asahi.co.jp/telementary/a>

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