台風7号はお盆Uターンを直撃 週明けに“強い勢力”で本州に上陸か【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
台風7号は、週明け15日(火)ごろには“強い勢力”で本州に接近・上陸する恐れがあります。“お盆Uターン”を直撃する台風7号ですが、新幹線や道路への影響は?解説します。
■台風7号 近づく八丈島では食材が品薄に…
藤本大揮 記者:
八丈島中部の内陸側、住宅街などが立ち並ぶ場所に来ています。
時折、強い風が吹いています。お昼頃に海岸の方にも行ってみましたが、強い波が岸壁に打ち付けていて、台風の到来を感じさせる、そんな荒れ模様で波浪注意報も出ています。
また、住宅には窓ガラスにベニヤ板を貼って、台風の対策をするそんな住民の姿も見られました。
島内の大型スーパーに来ていますが、店内を見てみますと台風の対策で食料を買いに来た買い物客の姿が多く見られます。
野菜コーナーの棚にはほとんど野菜が入っていない状況です。納豆や豆腐があったコーナーもほとんどありません。
特に日持ちがするものや、あまり調理に手間がかからないもの、そういったものが人気ということで、カップ麺のコーナーには棚にはほとんど商品が入っていない、そんな陳列棚になっています。
■台風7号は当初の予想より東海地方など“西側”に
森田正光 気象予報士:
関東の南海上に台風の目があり、動きは遅いんですよ。ゆっくり時速10km~せいぜい15kmぐらいでやってきます。
ですから長時間に渡って影響を受けそうで、台風の目がしっかりしてますので、これもすぐに通れるという感じではありません。
山内キャスター:
台風7号の進路図で見ていきましょう。11日の午後4時現在は940hpaと強い台風ですね。
森田 気象予報士:
当面北へゆっくり進みますが、その後向きを変えていき中心を見ると、どうやら紀伊半島や東海地方など、当初の予想よりもどんどん西の方にずれてきています。
八丈島よりも名古屋などの方が危険な感じがしてきています。なので、太平洋高気圧が少し強くなってるんじゃないかな、という気がします。
■お盆休みに交通の影響は? 運休・通行止めの可能性も
森田 気象予報士:
14日(月)から16日(水)、特に14日、15日の名古屋は大荒れの暴風のマークになっています。これは名古屋だけではなく、紀伊半島や、近畿地方も影響を受けてきそうです。
山内キャスター:
では交通の影響を見ていきましょう。お盆の足にもかなり影響がでそうです。
【東海道新幹線(JR東海)】
13日(日)~16日(水)のいずれかの時点で、計画運休・急遽運転見合わせの可能性。
【山陽新幹線(JR西日本)】
東海道新幹線へ直通する一部の列車の行き先が変更、運転取り止めの可能性。
【東北・山形・秋田・北陸・上越新幹線】
台風の進路次第で運休遅れの可能性
また、道路も一部区間、通行止めの可能性があります。
【NEXCO中日本・東日本】13日(日)~16日(水)頃にかけて
東海から関東・東北地方の広い範囲で一部区間通行止めの可能性
森田 気象予報士:
新幹線の場合ですと、風速25mぐらい風が吹くと運休になる。飛行機の場合は横風が20mぐらいだと運行というのが難しい、そのような情報も入ってますよね。
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