カフェでくつろぎながら猫助け。家族も見つかる?!(2022年2月22日)

カフェでくつろぎながら猫助け。家族も見つかる?!(2022年2月22日)

カフェでくつろぎながら猫助け。家族も見つかる?!(2022年2月22日)

愛くるしい~かわいい猫たち!

こちらは、くつろぎながら猫と遊ぶことができる猫カフェ。
ここの猫たちにはある共通点が。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「ここにいる猫たちはみんな保護猫でして、
1匹ずつ保護されたストーリーが異なりまして、保健所から引き出された子、野良猫が生んだ子猫だったり、猫の飼育ができなくなったっていうところからレスキューされた子がいます。」

ネコリパブリック東京お茶の水店では、様々な境遇を持った保護猫がおよそ30匹生活しています。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「ここは兄弟です。高齢の飼い主さんが施設に入るということで、飼育ができなくなってしまったのでレスキューされた2匹になります。」
「この子は片目が見えてない子になるんですけれどもジャックといいます。お膝も大好きで自分からのってきます。」

カフェの利用料が猫たちのご飯代や治療費となり猫を助けることに繋がっています。

それだけではありません。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「元気いっぱいな子は遊んでいただくだけでもストレス発散になりますし、人慣れしてない猫ちゃんもいるのですけれども、お客様からおやつとかをいただくことで人って怖くないなっていうのを徐々に覚えてってくれるので、人慣れが進むことが多いです。」

利用客は

(20代初来店男性)
「ここの子は撫でなかったら、鳴いて呼ぶぐらいの人懐っこさをもっててとても可愛かったです。」

1月中旬、こんな方がお店を訪れました。

(飼い主を希望している小田嶋さん・婚約者紗緒里さん)
「保護猫を家族に迎えたいなと思っておりまして、その面談でこちらにきております。」

気に入った子がいれば飼い主になることもできます。小田嶋さんのお気に入りはテツ君。

保護猫の飼い主になるには面談などの審査があり、合格すれば生涯一緒に暮らせるかの最終確認としてトライアル期間があります。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「ドライフードしっかり1グラムまで量ってあげていただきたいです。」
「脱走防止柵は必ず、準備していただきたいです。」

必要な対策やお世話について面談でしっかりと確認します。

初めてネコの飼い主になる人の為にこんなサポートも。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「このぐらいの長さだったら切らなくて大丈夫ですね。」

面談時に簡単なお世話体験をすることができるのです。

(紗緒里さん)
「この子の特徴とかふまえて、お世話を教えてもらえたなと思うのでより安心しました。」

小田嶋さん、面談を終えて結果はどうなったのでしょうか?

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「もう保護主の審査いただきました。通りました。」
(小田嶋さん・紗緒里さん)
「ほんとですか?ありがとうございます。」

無事合格し、2週間のトライアルが決まりました。

2月5日、小田嶋さんのお家にテツ君がやってきました。慣れるまではケージの中で過ごします。

(紗緒里さん)
「晩御飯の時間です。もりもり食べてくれています。」
(小田嶋さん)
「テツ君、しっかり遊んでます」

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「お試し期間ではなくて本当に正式に迎えられるか。猫にとっても人にとってもストレスがないような環境作りができているかっていうのを確認させていただいています。」

2週間後、無事トライアル期間を終え、小田嶋さん一家にテツ君が仲間入りしました。

現在、保健所などで殺処分される猫の数は毎年1万匹を超えています。

譲渡活動で保護猫に飼い主が見つかれば、またお店で新たな猫を保護することができ、殺処分から救うことができます。

(ネコリパブリック東京お茶の水店 内川絢子店長)
「保護猫を家族に迎えるっていうのを、日本の文化にしていきたいなと考えています。
小さな命を大切にすることによって、人や環境にも優しくなれる世の中になっていくんじゃないかなという風に考えています。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事