ハワイ州知事「最悪の自然災害」 マウイ島の火災 死者53人に (2023年8月11日)
アメリカ・ハワイの火災で死者は53人に増え、マウイ島から脱出する人は3万人近くに上ることが分かりました。
マウイ島・ラハイナでは8日からの火災が今も鎮火しておらず、救出活動が続いています。
10日、現地当局は新たに17人の死亡を確認し、これまでに53人が亡くなりました。
新たに島から避難する人は1万4500人となる見込みで、合わせて3万人近くが島の外に逃げます。
避難した観光客：「街から車で逃げる際、建物が全くなくて恐ろしかった。ガソリン満タンの車に引火して爆弾が爆発したような光景だった」
州知事は現地を視察して先ほど会見を開き、「ハワイ州で最悪の自然災害になる」と話し、数千人の復興住宅が必要で、空き部屋があれば提供して欲しいと呼び掛けました。
被害総額は数千億円に上り、島の再建には数年かかるとしています。
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