台風7号“強い勢力”で北上 “列島とお盆休み”直撃へ(2023年8月10日)
■“列島とお盆休み”直撃へ
台風6号で各地に甚大な被害が出るなか、懸念されるのが台風7号です。強い勢力で小笠原諸島に接近。来週前半には本州に上陸し、関東に近付く恐れがあります。
■同規模で“ゴルフ場のネット倒壊”も
小笠原諸島の父島では徐々に風が出てきました。過去、同じ勢力で上陸したケースもあります。2019年に発生した台風15号は甚大な被害が出ました。
強い勢力のまま本州に上陸する恐れのある台風7号。過去、同じ勢力で上陸したケースもあります。2019年に千葉県などで甚大な被害をもたらした台風15号。ゴルフ練習場の巨大なネットは倒壊。多くの建物が損壊しました。
■JR東海「計画運休」の可能性
大きな被害をもたらした台風15号と同じ勢力で上陸する見通しの台風7号は、お盆休みを直撃する見通しです。10日午後0時半すぎの羽田空港は早くも帰省する人などでごった返していました。
ただ、来週前半にも本州に上陸する恐れるのある台風7号に不安が募ります。
愛媛に帰省する人:「15日に(東京に)帰ってくる。帰って来られるのかどうか。仕事も帰って来てからあるので」
沖縄に旅行する人:「気になっているが、天気予報を見ながらちょっと早めに帰ってくるか、関東の飛行機がどうなるかで延泊できるのであれば延泊しようか考え中」
こうした心配の声が上がる一方で、JR東海は台風7号の接近に伴う影響で沿線で大雨や強風が予想されるため、13日から16日の間で東海道新幹線の計画運休や急な運転の見合わせの可能性があると発表しました。
旅行代理店はキャンセルが出るかどうか、戦々恐々としています。
旅行代理店「アドベンチャー」担当者 西村菜々さん:「帰省ラッシュ、Uターンラッシュのタイミングなので、そういった時での台風直撃。それによる航空便の欠航が出てきてしまうと、かなりご予約キャンセルというところにもつながってきてしまうのではないかと懸念はしている」
多くの海水浴客でにぎわう神奈川県の江ノ島。書き入れ時のお盆シーズンの台風に海の家は頭を悩ませています。
海の家「西浜亭」 栗原義忠さん:「お盆自体が営業できないかもしれないので、そうやって考えるとすごく痛手で、ちょっと残念だなという気持ちが強い。ただ、進路状況はどういうふうになるか分からない。淡い期待は持っている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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