米ハワイ・マウイ島の山火事で6人死亡 観光客4千人避難へ(2023年8月10日)
アメリカ・ハワイの観光地で、強風によって山火事が麓に広がり6人が死亡、逃げ場を失い海に飛び込む人も出ています。
8日、マウイ島の観光地・ラハイナで山火事が住宅地に広がり6人が死亡しました。
炎は海岸にまで広がり、逃げ場を失った12人が海へ飛び込み、沿岸警備隊に救助されたということです。
火は現在も鎮火しておらず、ラハイナからさらに南の街キヘイでも広がっています。
山火事が広がった原因はハワイ付近を通過したハリケーンによる強風で、市長は「住宅など建物の多くが焼失した」と話していて、現在も住民ら2100人が避難し、島西部の通信環境が悪くなっています。
また、観光客4000人が島から脱出しようとしていて、ホノルルでは避難所が設けられます。
現地当局は観光による渡航を延期するよう呼び掛けています。
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