政策の修正を求める意見相次ぐ 日銀 7月の金融政策決定会合(2023年8月7日)
日本銀行が長期金利の上限を事実上引き上げた先月の金融政策決定会合で、政策の修正を求める意見が相次いでいたことが分かりました。
日銀は7月の金融政策決定会合で長期金利の上限を0.5%から、事実上1.0%に引き上げました。
出席者からは「『2%の持続的・安定的な物価上昇』の実現がはっきりと視界に捉えられる状況になっている」という意見や、金利を操作する政策について「運用を柔軟化したほうがよい」など修正を求める声が相次ぎました。
一方、現在の物価上昇は「輸入インフレ」によるもので、賃上げには稼ぐ力の向上が重要だとして、「柔軟化はそれを確認したうえで行うほうが望ましい」という慎重な意見もありました。
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