異例の事態・・・“野党”国民民主 政府予算案「賛成」(2022年2月22日)

異例の事態・・・“野党”国民民主 政府予算案「賛成」(2022年2月22日)

異例の事態・・・“野党”国民民主 政府予算案「賛成」(2022年2月22日)

 「トリガー条項」を巡り、国会では異例の事態です。

 委員長:「3案に賛成の諸君の起立を求めます。起立多数」

 過去最大の総額107兆円余りとなる、2022年度予算案の採決が21日に行われ、自民・公明両党に加えて、野党の国民民主党の賛成多数で可決されました。

 野党が政府提出の当初予算案に賛成するのは、極めて異例です。

 採決前、国民民主党の玉木雄一郎代表は、次のように話しました。

 国民民主党・玉木雄一郎代表:「トリガー条項の凍結解除による、ガソリンの減税の検討を総理が明言したことを踏まえて、国民民主党として予算案に賛成することを決めました」

 実は、国民民主党は、トリガー条項の凍結解除を、去年10月に行われた衆議院選挙の公約に掲げていました。

 他の野党からは・・・。

 立憲民主党・泉健太代表:「予算の賛否というのは、総理の首班指名と同じくらい非常に重たい。本予算に賛成する野党というのは、ちょっと考え難い。大変残念な判断だと思う」

 日本維新の会・藤田文武幹事長:「玉木代表の意図は、他党のことで分からないが、政権与党に何らかのディール(取引)をしたいのか、(政権与党に)入りたいのか、そういう形に捉えられても仕方ない」

 予算案は22日、本会議で可決され、衆議院を通過する見通しです。

(「グッド!モーニング」2022年2月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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