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【全国学力調査】家にある本が少ない子どもほど正答率が低く 文科省が結果公表(2023年7月31日)
小中学生を対象とした「全国学力・学習状況調査」の結果が公表され、家にある本の冊数が少ない子どもほど正答率が低くなったことが分かりました。
「全国学力・学習状況調査」は4月、小学6年生と中学3年生のおよそ200万人を対象に、国語、算数と数学、英語の3教科で実施されました。
文部科学省によりますと、小中学生ともに家にある本が0から25冊の子どもに比べ、101冊以上ある子どもは各教科で正答率がおよそ10ポイント高くなりました。
家にある本の冊数が少ないほど正答率は低かったということです。
英語は4年ぶりに実施されましたが、そのなかの「話すこと」では、初めて1人1台の端末を用いたオンライン方式で行われました。
問題の難易度が違うため、単純な比較はできませんが、前回実施された2019年度より、正答率が18.4ポイント低下し、12.4%にとどまりました。
文科省は要因として、生徒が端末の操作を伴う解答に慣れていなかったことや設問の場面設定が複雑であったと分析しています。
実際に半数以上の生徒が時間が足りなかったと回答したということです。
文科省は各学校や教育委員会に対し、今回の結果をもとに作成した授業のアイデア例などを参考にして、夏休み以降の授業で生かしてほしいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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